あさのあつこ_『バッテリーⅥ』

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海音寺ら3年生が卒業し、いよいよ横手との非公式戦が近づく。
海音寺は監督の戸村に原田と永倉を任せられる。

いよいよバッテリーも最終巻です。映画化の影響か図書館の予約も人気で4ヶ月も待たされました。

最終巻で目立っていたのは海音寺でした。投げやりな(笑) 戸村に原田を任された彼は悩みます。
悩んだ挙句にライバルの瑞垣に対するストーカー行為で憂さを晴らす始末(笑)
対する瑞垣もなんだかんだいって野球に対する(もしくは門脇に対する)思い入れは強いようです。
両校の野球部を引っ張る2人が2人の天才に翻弄されながら最後の試合に向かっていくというのがドラマの主眼になっています。

2人の天才もそれぞれ悩んだり成長したりしますが、海音寺や瑞垣に比べるとかなりシンプルです。
物語の中心ではありますが、一種超越した存在で安定感さえ感じます。

ラスト、これはこれで好感が持てます。異論もあるかもしれませんが、野球小説じゃありませんから(笑)

巧のキャラクターが従来の青春小説の枠組みから大きくはみ出しています。私はそれなりに楽しめましたが、
主人公に感情移入するのは難しいですね。映画ではどう表現したのでしょうか?

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あさのあつこ 『バッテリーⅤ』

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卒業を控えた新田の海音寺、横手の瑞垣が中心となって新田と横手の再試合の準備が進められる。
横手の門脇も含めて3人でいる時に…

今回はすっかり瑞垣君が主役です。バッテリーⅣの記事で「実はとってもいい奴」と書いたのですが、どうもそう
でも無いようです(^_^;)。巧が可愛いと思う位ひねくれてます。まぁ、好きですが(笑)

巧の方は相変わらずですが、病気になった母の変わりに家族に料理を作ったり、豪の事を気づかったりとらしく
ない行動を見せたりもします。

次はいよいよ最終巻、終わってしまうのが寂しいです。巧と豪の物語をずっと読んでいたい(笑)


文庫向け書き下ろし短編「THE OTHER BATTERY」もなかなか面白いのですが、Ⅵのネタばれになっている
ような気が…


あさのあつこ 『バッテリーⅣ』

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本記事は少々ネタばれになっています。未読の方はご注意ください。

強豪校・横手との試合で巧は打ち込まれてしまった。投手としての巧が打たれたのではなく巧と豪のバッテリーが打たれたのであった。バッテリーを組んで日が浅く実戦経験も無い2人に百戦錬磨の強豪校は荷が重すぎた。

前巻はかなり盛り上がったところで終わったのですがいきなり試合の1ヵ月後から始まります。1巻とばしたのかと思いました(笑)。一応試合の展開は描写されます。まぁ野球小説ではないので簡単なのですが…。

打ち込まれたのは巧なのですが、そこは天才、割と飄々としています。超然としていてあまり人間味がないキャラクター設定が却って魅力になっているから不思議です。逆にまじめな豪は引きこもりモードになってしまいます。ストーリーは豪を引っ張り出す「岩戸隠れ」のような話になっています。

豪を引きこもらせた張本人の対戦校の3年生、瑞垣君がいい味を出しています。おしゃべりでちょっと嫌らしいけど実はとってもいい奴。まさか他校の先輩がここまで重要な役割を果たすとは予想できませんでした。瑞垣のおかげで一時はどん底まで落ち込んだストーリーも何とか持ち直した感じです(マッチポンプとも言えますがw)。

あと2巻で完結です。結末は全く読めませんがどこまでの話になるかは大体わかってきました。登場人物に愛着が出てきたところなので完結してしまうのは寂しい気がします。「グイン・サーガ」のような終わらない小説を読んでいることに起因する弊害でしょうか?(笑)


あさのあつこ 『バッテリーⅢ』

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巧の存在が原因で起こった事件で野球部は活動停止になってしまっていた。夏休み明けに処分は解除され監督の戸村の指示でレギュラー対1年生の紅白戦が行われる。白組のバッテリーはもちろん巧と豪だ。

前巻の後半ではどうなることかと思いましたが今回は3巻目にして初めての試合もあり、スポーツ小説っぽい展開になってきました。野球をテーマにした小説ですからいつまでも巧と豪のキャッチボールだけでは読んでいる方も欲求不満になってしまいます(笑)。

今まで野球部の先輩は展西たち嫌な奴しか出てきませんでしたが今回からは、ショートでキャプテン巧守巧打の海音寺、豪に的確なアドバイスを与える野々村、など良い先輩たちも出てきました。これなら先行きそんなに暗くない気がします。

逞しい子供たちに対して大人たちが大人気なく思えます。校長は子供は管理するものだと思っているし(この巻の最後で妙に理解者面するのも胡散臭い)、戸村は巧相手にムキになるし(野球への情熱は好感が持てますが)、小町はミーハーだし(卓球部の顧問だろっ!)…。

野球の描写については少々不満もあります(練習試合の盛り上がりの不足、巧の門脇への4球目への豪、戸村の非難、など)。しかし物語の本質にはあまり影響ないと考えます。

この巻は強豪校との練習試合が始まるところで終わっています。勝ち負けはあまり関係ないとはおもいますが、やはり気になります。すでに4巻の予約を図書館に入れましたが(買えってw)この巻も3ヶ月待たされたのでいつになるやら。


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