横山光輝_『三国志56~60』

「横山光輝_三国志56~60」(B+)を読了しました。

やっと全60巻読み終わりました~♪
最初の記事が2011年4月なので約3年かかりました(^_^;)
各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・56、孔明の帰国
孔明の策謀により曹真は憤死する。孔明は改良した八陣図で仲達に完勝するが謀反の噂により退却する。退却時竃を利用して追撃を阻止する。孔明は再び出陣し仲達軍を翻弄する。仲達はさらに大軍を動員する。

・57、祁山の戦い
孔明は一旦退却し3年間国力充実に力を注ぐ。関興が病死する。再び出陣した孔明は北原の戦いで惨敗し魏延は作戦に不満をあらわにする。仲達は鄭文を降伏させ内応させる策を打つが孔明に見破られ逆に打ち破られる。

・58、五丈原への道
孔明は木牛流馬を利用して仲達を追い詰めるが仲達は冠を囮にして逃げる。呉が魏に攻め入るが魏に逆襲され引き上げる。仲達をおびき出しつつ、反骨の魏延を除くための葫蘆谷の火の罠は突然の豪雨で失敗する。

・59、秋風五丈原
孔明は自身の死期を悟り払いの儀式を行うが魏延の乱入で失敗し、死んでしまう。孔明の死に伴い蜀軍は退却するが、追撃する仲達は孔明の人形を恐れて逃げ出す。魏延は孔明の死に乗じて謀反を起こすが馬岱に討たれる。

・60、蜀漢その後
孔明亡き後、蜀も魏も国内は乱れるが、蜀では姜維、魏では仲達が軍の実権を握る。蜀魏は戦いを重ねる中仲達は寿命で死ぬ。最終的に魏が蜀に攻め入り、姜維は善戦するものの劉禅が降伏し蜀は滅びる。

話の中心は51~55巻に引き続き孔明と仲達の対決です。が、これまでに散々ひどい目にあった仲達は専ら引きこもっての持久戦に終始し、孔明がそれをなんとか引っ張り出そうとするというパターンが目立っています。孔明は不運や蜀の人材不足で結局仲達を捉えることが出来ませんでした。特に葫蘆谷の豪雨は二重の意味で不運でした。降伏した劉禅は安楽公としてのんびり暮らしたとのことですが、私的には「それもありかな」と思ったりして(^_^;)

非常に有名で人気の高い作品だけあってやはり面白かったです。どこかで見たことがあるような話の展開が散見するのですが、当然こちらがオリジナルなんでしょうね~(笑) 本当に面白かったのは最初の3人(玄徳、関羽、張飛)が活躍した頃でした。力を合わせて逆境に立ち向かう姿や、敵役(?)曹操との対決など見どころ満点です。呂布などの小物(?)も含めてキャラが立っていてワクワクしました。それに比べると孔明登場後は孔明は優秀すぎて没個性的だったりややトーンダウンした印象は否めません。それでも随所に読ませるポイントがあって飽きることはありませんでした。人気ぶりもうなずけますね~

同じ横山光輝氏の「バビル2世」がとても面白いと岡田斗司夫氏のエッセイにありました。が、続けて読むと絵柄が同じで混乱しそうなので(笑)何か別のコミックを読もうかと思っています。
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横山光輝_『三国志51~55』

横山光輝_三国志51~55」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・51、姜維の帰順
孔明は偽物を使って姜維の信頼を落し帰順させる。曹真は西羌の鉄車隊などで対抗するが孔明には敵わない。魏は追放されていた仲達を呼び戻す。
・52、街亭の戦い
孟達は蜀に寝返るが仲達の素早い対応で倒される。補給の要衝である街亭の守りについた馬謖は独断で山頂に陣取り、仲達に攻められこれを失う。それまで優勢だった蜀軍は総退却を余儀なくされる。
・53、陳倉の戦い
孔明は「泣いて馬謖を斬る」。呉は石亭の合戦で魏に大勝利を収める。趙雲が病死する。孔明は再び魏に出陣するが陳倉城を攻めあぐね、王双に苦しめられる。孔明は姜維の助言で策を巡らせる。
・54、陳倉城攻略
策によって蜀軍は勝利する。さらに曹真は孔明の策にはまり大敗する。両軍とも退却する。呉の孫権は皇帝を名乗る。孔明は守る郝昭の病につけこみ陳倉城を落す。魏は仲達を大都督に任じ、対決に備える。
・55、祁山夏の陣
仲達と公明の一進一退の知恵比べが行われ、孔明が優勢。張苞は戦闘中の落馬が原因で死んでしまう。孔明は長安侵攻の要衝である祁山攻略に乗り出し、仲達たちとの対決が近づく。

孔明の指揮する蜀と仲達の指揮する魏のせめぎあいです。孔明の知略が仲達のそれを上回っているためにこの時点ではやや蜀が有利な感じです。しかし孔明の健康状態にも不安が出てきたりして先行きには不透明感が漂います。長らく活躍してきた趙雲が病死したり、曹操のもとでも活躍してきた徐晃があっさり戦死したり、張飛の息子の張苞が事故死したり、「泣いて斬られた」馬謖以外にも多くの主要人物が死にました。あと5巻でこの長大な物語も終わりです。「死せる孔明生ける仲達を走らす」ってのは聞いたことがある(予測変換でも出るし)ので孔明は死んでしまうようですが。。。

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

横山光輝_『三国志46~50』

横山光輝_三国志46~50」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・46、孔明の南蛮行
孔明は離間の策を用いて益州を平定し、引き続き南蛮に侵攻する。南蛮王 孟獲を捕えるが、孔明はこれを放つ。放たれた孟獲は防塞を築いて待ち受ける。
・47、濾水の戦い
孟獲は孔明と戦うが、味方の裏切り、夜襲の失敗、敵を見くびった油断、で3度捕えられ(通算4度)、その都度放たれる。
・48、孟獲心攻戦
孟獲は、4つの毒泉、妻の祝融夫人、猛獣、などで孔明に対抗するがいずれも敗れ2度捕えられ(通算6度)、放たれる。
・49、出師の表
孟獲は藤甲軍で孔明を苦しめるが火計に敗れ、捕らわれること7度目で孔明に心服し、南蛮は平定される。馬超が病死する。魏では曹丕が病死し代が変わる。孔明は出師の表を著し討魏に出陣する。
・50、孔明北伐行
孔明は魏に攻め込む。趙雲は包囲されたところを関興、張苞に助けられ世代交代を感じる。孔明は魏を翻弄するが姜維が立ちはだかる。孔明は姜維に対し策略を講じる。

この前までに主要人物が大勢死んでしまってどうなることかと思いましたが、この南蛮行はなかなか面白くテンションが上がりました。孔明にいとも簡単にやられてしまい、しかししぶとく戦い続ける孟獲は可愛くさえ思えてきます(笑) 後の方になっての「逃がしてもらうのが当然」の態度も笑えます。また、南蛮の自然の要害、勇猛な女武将、猛獣部隊とそれに対抗する木獣、などなどファンタジーっぽいギミックも満載で楽しいです。三国志にこんな面があるとは知りませんでした。NHKの人形劇でも見た記憶が無いな~

孔明の北伐行が始まり、いよいよ魏との決戦です。孔明が姜維になにやら策略を仕掛けたようですがこの時点ではその正体は明らかになっていません。ちょっと気になりますが、続きはまた後ほどにしておきます。

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横山光輝_『三国志41~45』

横山光輝_三国志41~45」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・41、関羽の不覚
関羽は洪水を利用し魏軍を破る。呉の陸遜は計略をめぐらし荊州を陥落させる。魏の徐晃はこれに呼応し関羽軍を攻める。陸遜は善政を布いて荊州の支配を固める。
・42、曹操の死
関羽は援軍を求めるが断られ、呉の呂蒙に捕えられ処刑される。曹操は病死し曹丕が骨肉の争いの末その跡を継ぐ。玄徳は関羽の援軍を断った劉邦、孟達の処分を命ずる。
・43、蜀の明暗
孟達は魏に下り、劉邦は玄徳に処刑される。曹丕、玄徳はそれぞれ帝位につく。張飛は部下に殺される。蜀軍は呉に攻め入り連戦連勝する。黄忠が戦死する。
・44、蜀呉の死闘
蜀軍は連勝を続け呉の和睦の求めを玄徳は拒否する。呉軍は新総司令の陸遜の火計で大勝するが孔明の石兵八陣が追撃を退ける。陸遜が戻った呉に魏軍が襲い掛かる。
・45、劉備の死
呉に攻め入った魏軍は敗退する。玄徳は亡き後を孔明に託し病死する。魏は蜀に攻め入るが敗退する。魏は呉に攻め入るが火計で大敗する。蜀の益州で反乱がおこる。

ここに来て関羽、曹操、張飛、玄徳と当初からの主要人物がバタバタと死んでしまいました。物語上の時間もかなり経っていて歳も歳なのですが、こう立て続けとは少々驚きました。残った主要人物は孔明、孫権、趙雲くらいです。孔明、孫権はまだ若いのでしばらくは大丈夫そうですが。

死に至る描写にはちょっと差がついていました。関羽はそれなりに紙面を割いているので納得できます。曹操と玄徳は病死なので地味なのは仕方ありません。しかし、張飛については…「無理な命令で部下の恨みを買い」っていうのはちょっとあんまりな気がします。これじゃ昔から全く成長がないってことになってしまいます。しかもたった10ページ。。。

後を継いだ二世たちはやはり少々格不足です。関興、張苞は若いけど頑張っているし、劉禅はまだ幼いので仕方ありません。しかし敵役として個性を発揮していた曹操の後継の曹丕にはどうしても迫力不足を感じます。

主要人物が大量死してしまって読むテンションが正直下がり気味です。
が、ここまで読んだからには最後(全60巻)まで頑張って読みますよ(笑)

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

横山光輝_『三国志31~40』

横山光輝_三国志31~40」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・31、馬超の逆襲
父、弟を殺された馬超が曹操に攻撃を仕掛ける。戦局は馬超優勢に推移し、火攻め、水攻めで曹操の城づくりはことごとく失敗する。
・32、渭水の決戦
曹操は計略により馬超と韓遂の不和を招き馬超を打ち破る。漢中の張魯に狙われた蜀の張松は加護を求め曹操を訪ねるがないがしろにされる。
・33、蜀への隘路
張松の頼みで玄徳は蜀に援軍を送るが劉璋の取り巻きはこれを快く思わない。玄徳の妻は孫権の策略で呉に帰ってしまう。曹操軍は呉に攻め入るが撃退される。
・34、落鳳坡の衝撃
張松は処刑され玄徳と蜀は軍事衝突となる。龐統は凶兆を無視して命を落とす。張飛らは玄徳に援軍に向かう。玄徳は罠にはまり危機に陥る。
・35、成都攻略戦
張飛。孔明、趙雲を加えた玄徳軍は蜀の将軍を降伏させながら進軍する。劉璋は仇敵の張魯に援軍を求めるが、玄徳軍は張魯の配下の馬超も降伏させ蜀を平定する。
・36、漢中侵攻軍
孫権は玄徳に荊州の返還を求めるが孔明の策略でこれを拒否する。帝は曹操への反乱を企てるが失敗する。曹操は漢中に侵攻し平定する。
・37、魏呉激突
魏軍と呉軍が激突するが両軍とも疲弊し表面上和睦する。奇怪な老人が曹操を翻弄する。曹操は占い名人の管輅の占いに従う。金褘らは曹操の暗殺を企てる。
・38、張飛の知略
金褘らの反乱は曹操に鎮圧される。曹操軍と玄徳軍は戦闘状態になるが、張飛、黄忠、厳顔の活躍で玄徳軍が勝ち進む。玄徳は漢中平定を目指し十万の軍を動員する。
・39、漢水の戦い
曹操軍、玄徳軍が総力で激突する。孔明の計略、趙雲の活躍(一騎馬武者)により玄徳軍が優位に戦いを進める。
・40、漢中王劉備
玄徳軍は曹操軍に大勝し、玄徳は漢中王を名乗る。荊州をめぐる戦いで龐徳が関羽に勝負を挑むが決着は付かない。陣形を変えた曹操軍をみて関羽はほくそ笑む。

玄徳が蜀を平定し、やっとタイトルの三国が揃いました。玄徳は蜀を平定するに当たって結局武力に頼る形になりましたがそれでも有力な武将たちが次々と投降するというのはその人柄や政策、または血統が威力を発揮したということでしょうか?もっとも人柄や政策の良さは物語中ではあまり具体的に語られませんが…

三国が揃ったことにより三つ巴の戦国の世になったようです。今のところ孔明の知略、各武将の活躍により玄徳軍は曹操軍に対してかなり有利な様相です。しかし関羽に年齢による衰えが示唆されるなど必ずしも万全とは言えません。最終的に蜀が滅びてしまうことは薄々知っているので、ちょっと覚悟しながら読み進めたいと思います。

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

横山光輝_『三国志21~30』

横山光輝_三国志21~30」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトル、あらすじは以下の通り。

・21、孔明の出廬
三顧の礼、玄徳は軍師 孔明を得る。孔明は「天下三分の計」を提案する。
・22、初陣孔明
孔明の計略により曹操軍の侵攻を2度にわたって撃退する。
・23、長坂の攻防
玄徳軍は曹操軍の猛追撃を受ける。趙雲は阿斗を抱いて敵中を突破し、張飛は長坂境で単身曹操軍を食い止める。
・24、孔明の大論陣
孔明は呉に赴き曹操軍との対決を促す。呉の周瑜は孔明を暗殺しようとするが失敗する。周瑜軍と曹操軍の対決が迫る。
・25、赤壁の前哨戦
周瑜と曹操の間に謀略戦が展開される。ただし周瑜が常に一手先んじている。
・26、赤壁の戦い
ついに始まった赤壁の戦いは周瑜軍の圧勝に終わる。関羽は敗走する曹操を見逃す。
・27、南郡争奪戦
周瑜は苦戦の末、曹仁を南城から追い払うが、南城は趙雲に漁夫の利のごとく攫われる。周瑜は南郡から引き上げる。玄徳は荊州を手に入れ南郡攻略に乗り出す。
・28、進攻玄徳軍
玄徳軍は趙雲、張飛、関羽の活躍で南の四郡を手に入れる。長沙の老将軍黄忠が玄徳軍に加わる。
・29、政略結婚
孫権は玄徳に自分の妹 弓腰姫との結婚を持ちかけて暗殺しようとするが、弓腰姫を味方に付けた玄徳は無事荊州に帰りつく。
・30、周瑜と竜鳳
周瑜は策を練り荊州に攻め入るが失敗し、陣中で病死する。玄徳は龐統を配下に加え、伏竜、鳳雛二人とも味方につけた。曹操は呉に侵攻するのに邪魔な馬騰を討つ。

三国志を象徴するとも言える諸葛孔明がやっと登場しました。それに伴い、三顧の礼、天下三分の計、赤壁の戦い、などなど超有名なエピソードが目白押しです。赤壁の戦い前の周瑜軍と曹操軍の虚々実々の駆け引き、敗れた曹操の敗走とそれを見逃す関羽、のあたりはとても読みごたえがありました。

武将ではなんといっても周瑜です。孔明の有能さを恐れるあまり幾度も暗殺を試みますが果たせず、結局は自滅に近い形になってしまいました。自身が有能である故に孔明の真の恐ろしさを理解した、というのが彼の悲劇でした。孔明の最終目的が「天下三分の計」であることを知っていればこの悲劇は防げたのかもしれませんね~

長らく漂泊の将だった玄徳もやっと自分の領土を持つことが出来ました。ごたごたしている呉との関係も「十字紋石」のエピソードや弓腰姫の存在など、いい方に向かう要素もなくもないです。ここからが本当の意味での三国志の始まりというところでしょうか?

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

横山光輝_『三国志11~20』

「横山光輝_三国志11~20」(B+)を読了しました。→読書リスト

ここまでの各巻のサブタイトルは以下の通り。

11、孫策の快進撃
12、南陽の攻防戦
13、玄徳の危機
14、呂布の末路:(呂布が曹操、玄徳に殺される)
15、玄徳の秘計:(袁術が玄徳に殺される)
16、曹操の智謀
17、関羽の苦悶:(曹操暗殺失敗、関羽が曹操に降伏)
18、決死の千里行:(関羽が玄徳の元に向かう)
19、異国の暗雲:(孫策死亡、孫権が跡を継ぐ)
20、凶馬と玄徳:(玄徳は軍師 単福を得る)

さんざん暴れまわった呂布がとうとう死にました。冬の城に立てこもった末、部下に裏切られる、という悲惨な最後でした。これまで散々裏切ってきた報いを受けたのでしょう。個性的な人物だったので死んでしまうと寂しいですね~

呂布とは対照的に誠実なのは関羽です。曹操に降伏しても玄徳への忠誠心が全く変わらない様は見事です。関所を破るときに曹操の部下が何人も殺されていますが、これは曹操の連絡不足が原因なので実に気の毒です。

玄徳は単福という軍師を得て、作戦の妙でさっそく大戦果を上げました。まだあの有名な諸葛孔明は出て来ませんが、この調子なら単福でじゅうぶんな気もします。

敵味方の移り変わりが激しくてついていくのが結構大変です。また呂布の他にも孫策、袁術、など主要な武将が死んだりして、めまぐるしい展開です。登場人物の描き方はあまり深くないのですが軍記物としては十分に面白いので全60巻途中で挫折せずに読めそうです。

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

横山光輝_『三国志1~10』

「横山光輝_三国志1~10」を読了しました。→読書リスト

昨今の歴史ブームや映画「レッドクリフ」の影響で人気となっている三国志ですが、実は私は読んだことがありませんでした。私の三国志との唯一の接点は昔(昭和57年~)NHKでやっていた人形劇だけです。数年前に一応押さえておかなければということで吉川英治の小説版を読み始めたのですが表面的な話に感じて面白くなく第一巻で挫折しました。漫画なら何とかなるかと吉川版を元にした漫画版に挑戦することにしました。

漫画とはいえ全60巻に及ぶ長大なものなので10巻ずつで記事にすることにします。
ここまでの各巻のサブタイトルは以下の通り。

1、桃園の誓い
2、黄巾賊退治
3、漢室の風雲
4、乱世の奸雄:(董卓が権勢を得る)
5、董卓追討軍
6、玉璽の行くえ
7、江東の波乱
8、呂布と曹操:(董卓が呂布に殺される)
9、曹操の台頭
10、徐州の謀略戦

小説版に比べると、登場人物が区別しやすい、表情で感情がわかる、と格段に読みやすくなっています。登場人物の行動原理は現代に暮らす私たちには理解しがたい部分は多々ありますが娯楽作品と割り切れば十分楽しめます。

ここまでの登場人物ではなんといっても呂布です。「赤兎馬欲しさに…」というのは人形劇でも記憶があるのですがこんなにコロコロ裏切っていたとは驚きました。決して根からの悪人ではないですし、自分の欲望に忠実なのは魅力的でもあります。

主人公の玄徳は関羽と張飛というめっぽう強い武将を抱えていながらパッとしないのはなんか情けない感じです。まぁ、善良である故なので仕方がないということでしょうか? 現時点では呂布に「軒を貸して母屋を取られる」状態になっています。

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