馳星周_『鎮魂歌』

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「不夜城」の事件から2年後、歌舞伎町の中国系裏社会は、北京の「崔虎」、上海の「朱宏」、そして台湾の「楊偉民」が勢力を分け合っていた。そんななか崔虎の手下の大物幹部が楊偉民の子飼いの殺し屋「秋生」によって殺害される。崔虎は元悪徳刑事「滝沢」に裏切り者の特定を命じる。前作の主人公「健一」は地味に故買屋を営んでいるが…

金城武 主演で映画化された「不夜城」の続編です。とはいえ私が不夜城を読んだのは98年、
すっかり忘れていたので後半部分を再読してから読み始めました。

物語は殺し屋 秋生と元悪徳刑事 滝沢を軸に展開します。
悪いやつしか出てきません。殺し屋の秋生が一番まともに見えるくらいですから。癒しの要素は皆無です(笑)
滝沢の悪徳ぶり、堕ちていく様が凄い。実際にこんな元警察官がいるとは信じたくないです。
でも愛すべきキャラクターです(笑)
映画「不夜城」で金城武が演じた健一は今作では暗躍する黒幕的存在で完全な悪役。
映画化したとしても金城武の出演は難しそうです。

滝沢も含めて感情移入出来るキャラクターはいないので読んでいて楽しい本ではありません。
しかし、最終的な結末は気になります。シリーズ完結編「長恨歌」も出版されています。
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泉麻人 『B級ニュースの旅』

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教科書や年鑑に載った事件だけが歴史の全てではない…なんてことはみなさんとっくに御存知。しかし、しかしである。世の中はこんなにもトホホな事件に溢れているものか。シャチホコを盗む男がいれば、ゴジラを誘拐する奴がいる。亀に助けられた兄ちゃんもいれば、立ち小便男に包丁を振るう爺さんもいる。そして正月、必ず誰かがモチで窒息する。これぞ本家B級ニュースの神髄。

裏表紙より

「テレビ探偵団」解説のイメージが色濃く残る泉麻人氏のコラム。

作者の視点がなんともマニアック。集められているニュースも「色々な人がいるなぁ」とか「こんな時代もあったんだなぁ」とか感心することが多い。

実際、日頃目にするニュースもB級ニュースの方に目が行きます。

例えば今日(3月25日)のニュースでも
A:不祥事情報開示を促進 政府方針、企業監視へ関係者会議
B:伊賀・甲賀の市長が手裏剣対決 「くノ一」も参加
を比べるとBの方が気になるでしょ?(笑)

小説でも映画でもB級の面白さには侮れないものがありますしw

北方謙三 選 『闇に香るもの』

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恋人の髪の匂いから、隠された一面を知る男。一夜の出会いから、過去の真実に気付く少年。軽いゲームのつもりが、危険な賭けに巻き込まれる男。香水の残り香に、恋の行方を悟る女…。飲み物、煙草、装身具、香水など、誰にでもあるお気に入りの一品が、思いがけず日常を反転させるスリリングな瞬間を、ミステリの名手八人が鮮やかに描く。短編小説の醍醐味溢れる、傑作アンソロジー。

裏表紙より

そうそうたるメンバーによる嗜好品をテーマにしたアンソロジー。宮部みゆき、東野圭吾あたりの作品はやはり
良いです。

割りに面白かったのは「サマーキャンプへようこそ」_現代的な父子の関係を描いた作品ですが、ほのぼのとして好感が持てました。重松清の本は読んだことが無いので一冊読んでみようかと思います。

最高に面白かったのは「ギャンブル狂夫人」_阿刀田高のショートショートは大好きでほとんど読みましたが、
これにはやられました。「う~ん、そう来たか!」という感じ。これ一編だけでもこの本を読んだ価値はありました。

収録作品
・この子誰の子(宮部みゆき)
・サマーキャンプへようこそ(重松清)
・栄光の証言(東野圭吾)
・ギャンブル狂夫人(阿刀田高)
・男の小道具(北方謙三)
・香水(森瑤子)
・不可抗力(結城昌治)
・棺の中(勝目梓)

スティーヴン・キング 『ダーク・タワーⅡ 運命の三人』

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黒衣の男と別れた後、海岸でローランドはロブスターの化け物に襲われる。ガンスリンガーとして重要な右手の指を失い、致命的な毒に侵されてしまった。その状態で北へ進むうちに砂浜の上に不思議なドアが現れた。そして、そのドアの向こう側は旅客機の内部だった。

スティーヴン・キングがライフワークと位置づけるダークタワー(全7部)の第Ⅱ部。

ローランドが今後旅を共にする仲間と出会う話です。まぁ、ファンタジー系では定番の展開ではあるのですが…

第Ⅰ部は西部劇の雰囲気が漂う世界を舞台とした「いかにも」という感じのファンタジーでしたが、第Ⅱ部では全く
趣の異なる話に「変転」しました。主要な舞台がニューヨークに移り、そこにいる3人とのかかわりが描かれます。

とはいえ、骨太なガンスリンガー、ローランドの魅力は健在です。大都会ニューヨークで発揮されるローランドの
野性的な行動力、戦闘力は爽快です。新たに登場するキャラクターもなかなか魅力的です。
私は「デッタ」が好きでした (笑)

Ⅰではややスローな展開でしたが面白さが加速してきました(^_^)

ペーパークラフト 「柴犬」

今年に入ってからペーパークラフトをいくつか作っています。今までに作ったのは自動車や戦車だった
ので別ブログ「私のGT4日記!」の方でだけ記事にしていたのですが、今回プリティな(笑)柴犬を作った
ので、こちらでも記事にすることにしました。

今までのペーパークラフトの記事(私のGT4日記!)は→こちら







使用したキットはCanonのホームページで無料提供しているものです。

Canonホームページ→ http://canon.jp/
ペーパークラフトのページ→ http://cp.c-ij.com/japan/papercraft/index.html
柴犬のページ→ http://cp.c-ij.com/japan/papercraft/animal/shiba.html

今まで作ってきた自動車や戦車に比べると細かい部品は無いものの、生き物だけに複雑な曲面が多くそれなりに苦労しました。



  ↑
 4面図です。拡大すると私のPCでほぼ原寸になるよう調整しました。



  ↑
組み立てる前の部品です。

原田宗典 『かんがえる人』

読書リスト(4)に「原田宗典  かんがえる人」を追加しました。

何故男性はパンツに弱いのか?惰眠はどうして気持ちいいのか?カッチョよさとは何か?美術展の会場では普通の顔ができないのは何故か?どうして夢はワケのわからない展開をするのか?人は何故ときおり悪趣味なものに惹かれるのか?…謎だ!
真実の人ハラダは、とりとめない疑問を抱きながら“日常の謎”を追う。痛快エッセイ集。

裏表紙より

私が読む本はほとんど小説なのですが、疲れた時など「小説ではちょっと重いなぁ」と思う時があります。
そんな時のために軽~く読めるエッセイを別に数冊ストックしてあります。これはそんな中の1冊です。
まぁ、疲れた時でも活字から離れることが出来ないのはやはり中毒ですね(笑)

このエッセイを書いた時の作者の年齢に私自身が近いので「そう、そう」とか思うことが多く、大変楽しめました。
具体的な事は引かれそうなので書けません (爆)

ロケットマン


ギャオ「ロケットマン」を鑑賞しました。
公開は2007年3月15日 正午まで
幼い頃から宇宙飛行士を夢見ていたフレッド(ハーランド・ウィリアムズ)。宇宙オタクの彼の仕事は、NASAでの飛行プログラムの設計だ。NASAでは火星プロジェクトが進んでいたが、アクシデントから乗組員のひとりが負傷してしまう。なんとそこで白羽の矢がたったのが、頭脳は天才的でも超ドジなフレッド。フレッドの行くところには必ずハプニングが起きながらも、適正試験をなんなくクリア。世界が見守るなか、ついに火星へと旅立つが…。 

監督:スチュアート・ジラード
脚本:クレイグ・メイジン、グレッグ・アーブ
音楽:マイケル・タヴェラ
出演:ハーランド・ウィリアムズ、ジェシカ・ランディ、ウィリアム・サドラー、ジェフリー・デマン
1997年 / アメリカ

(c)Disney Enterprises Inc.

Gyaoの番組紹介文より

かなりしょうもないけど面白いっ!主人公フレッドの突拍子もないキャラクターが抜群です。深く考えずに楽しむことが出来ました。全編笑いっぱなしのコメディですが、宇宙船から地球に向かって歌う場面、フレッドが船長を助ける場面、はちょっとジーンとしました。

大沢在昌 他 『鼓動 警察小説競作』

読書リスト(4)に「大沢在昌 他  鼓動 警察小説競作」を追加しました。

その夜、バーを訪れたのは、新宿で知らぬ者なき“鮫”だった(「雷鳴」)。たたき上げ警視と女性心理調査官が辿りついた真相は(「刑事調査官」)。娘を殺された退職刑事の“犯罪”(「誰がために」)。刑事の妻の危険な逃避行(「ロシアン・トラップ」)。現代っ子巡査が足を踏み入れてしまった事件とは(「とどろきセブン」)。
正義とは一体何だ?混沌の世界を生きる警察官の誇りと苦悩を描く全五篇。

裏表紙より

5人の作家による警察小説のアンソロジーです。私は図書館で本を借りることが多いのですが図書館に行けないときのバックアップ用に途中でやめられる短編集を別に数冊ストックしてあります。これはそんな中の1冊です。

新宿鮫シリーズの外伝的な小品「雷鳴」と、交番勤務の巡査が活躍するほのぼのとした「とどろきセブン」が面白かったです。こういうアンソロジーを読む時には知らない作家の発掘も楽しみなのですが、今回はよく知っている
作家の良さを再認識したにとどまりました。

「収録作品」
雷鳴 (大沢在昌)
刑事調査官 (今野敏)
誰がために (白川道)
ロシアン・トラップ (永瀬準介)
とどろきセブン (乃南アサ)

ファースケープ


ギャオ「ファースケープ」を鑑賞しています。
全22話 毎週木曜2話更新 現在1~4話公開中 2007年5月17日 正午まで
宇宙船“ファースケープ”の実験飛行中に宇宙に点在する落とし穴に飲みこまれ、5千光年離れた銀河系遥か彼方へ漂着した宇宙飛行士クライトン。そこで彼はピースキーパー軍に追われる脱獄囚たちと共に宇宙船モヤに乗り込み、壮大な銀河系での冒険が始まる…。 

CAST
ジョン・クライトン(ベン・ブラウダー)
エアリン・サン(クラウディア・ブラック)
パウ・ゾーター・ザーン(ヴァージニア・ヘイ)
カー・ダーゴ(アンソニー・シムコー)
ライジェル16世(ジョナサン・ハーディー)

(c)2001 ザ・ジム・ヘンソン・カンパニー


Gyaoの番組紹介文より
スタートレックと同系統のスペースオペラです。

この手のスペースオペラは大抵の場合「宇宙連邦がどうのこうの」とか基本設定が面倒なのですが、この作品は近未来を題材にしています。主人公のクライトンはNASAの宇宙飛行士ですし、宇宙船“ファースケープ”もスペースシャトルで打ち上げられます。とはいえ、5千光年離れた漂着先で登場するエイリアンや、宇宙船はしっかりスペースオペラしています。

2話まで見た限りでは、ストーリーは難解な部分も無く、退屈でも無く安心して見られます。また、映像はスペースバトル、エイリアンや宇宙船の造形など「テレビシリーズはここまで進化しいてるんだぁ」と感心するレベルで、一昔前の
SF映画には負けていません。

特別に面白いということはありませんが、リラックスしたい時に見るのには適している感じです。
ワガママを言うと1話が51分とやや長い。本当は30分くらいが良いのですが(笑)

あさのあつこ 『バッテリーⅤ』

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卒業を控えた新田の海音寺、横手の瑞垣が中心となって新田と横手の再試合の準備が進められる。
横手の門脇も含めて3人でいる時に…

今回はすっかり瑞垣君が主役です。バッテリーⅣの記事で「実はとってもいい奴」と書いたのですが、どうもそう
でも無いようです(^_^;)。巧が可愛いと思う位ひねくれてます。まぁ、好きですが(笑)

巧の方は相変わらずですが、病気になった母の変わりに家族に料理を作ったり、豪の事を気づかったりとらしく
ない行動を見せたりもします。

次はいよいよ最終巻、終わってしまうのが寂しいです。巧と豪の物語をずっと読んでいたい(笑)


文庫向け書き下ろし短編「THE OTHER BATTERY」もなかなか面白いのですが、Ⅵのネタばれになっている
ような気が…


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