A・S・ポザマンティエ/I・レーマン_『不思議な数πの伝記』

読書リストに「アルフレッド・S・ポザマンティエ/イングマル・レーマン_不思議な数 π の伝記」を追加しました。

数学のいたるところに顔を出す不思議な π の歴史と生態を探る。
数学者を魅惑しつづけてきた π の魅力つきない世界。
π に惹かれた数学者たちの挑戦

内容(「BOOK」データベースより)

円周率 π = 3.14159 26535 …
まっ、普通は3.14  危うく3にされそうになったようですが…

丸いものというのは私たちの身の回りに非常に多く存在しますし、欠かせないものです。
世の中の丸いもの全てに関わってくる不思議な数 π の歴史と意外な性質を解説しています。

大学入試のために高校までは数学を真面目に勉強しましたが、この本はその頃をちょっと思い出しました。
とはいえ複雑な数式には付いて行けませんね~ 「んっ、なんか見覚えがある?」程度です(笑)

数式もありますが図解でわかりやすく説明をしてあるので、わからないところは読み飛ばしても楽しめました。
多角形の辺を徐々に多くすることによって π を計算する方法なんかはわかりやすいですね~

本書で次の問題が紹介されています。
「地球を完全な球と仮定して、赤道にピンと張ったロープ(長さ40000km)を 1m だけ伸ばして均等に
浮かせたらどの位の隙間が出来るか?」
直感的には受け入れがたい答えには驚きました。
答えは下に↓

巻末には π の値が10万桁28ページにわたって記載されています。
ここでは200桁まで

π=3.
1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899
8628034825 3421170679 8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128 4811174502
8410270193 8521105559 6446229489 5493038196…





↑上の問題の答え
約16cmです。これは球の直径とは関係なく一定です。
地球に巻こうが、バスケットボールに巻こうが16cm
詳しくは本書の233ページに載っています。
気になる方は立ち読みしてください(笑)
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水野良_『ロードス島戦記6,7 ロードスの聖騎士』

読書リストに「水野良_ロードス島戦記6,7 ロードスの聖騎士」を追加しました。

パーンがレオナーに従ってカノン自由軍に加わってから10年の月日が経った。
カシュー率いるフレイムは安定し、モスの統一も目前となり、カノン自由軍も成果を挙げつつあった。
しかしロードスは未だ混迷の状態を脱するには至っていなかった。

そんな中、フレイムの首都ブレードの宝物庫に盗賊が侵入し邪心の祭器「魂の水晶球」が盗まれる。
騎士見習いのスパークが賊の追跡を命じられるが…

パーンから若いスパークに主人公が交代したのが大きな変化です。未熟で正義感の強い青年が主役だと
物語に弾みがつけやすいようです。パーンは英雄としての実績により兄貴分的存在になりました。
以前のパーンとカシューのような関係です。

総集編ということでこれまでのキャラクター総出演でしたが従来の主人公のパーン、ディードリットを含めて
パッとした活躍はありませんでしたね~

存在感が大きかったのはレイリアとスレインの娘の小ニース、黒の導師バグナード の2人です。
特にバグナードは アニメ では少々情けない役回りでしたが小説では見事目的を果たしました。
同じ敵役でもアシュラムと違って人気はなさそうですが(笑)私は好きです。

一段落は着いたようですが「まだまだ続きがあるぞ~」って感じですね。カノン自由軍でのパーンの活動や、
カシューの出自など不明な点がいくつかありますし、アシュラムの行方や、ロードスの今後も気になります。
外伝を含めシリーズ全作品読むしかないようですね。

SUPER GT 2007 第7戦 もてぎGT 300km


ギャオ「SUPER GT 2007 第7戦 もてぎGT 300km」を観戦しました。
公開は2008年2月28日 正午まで

GT500ではTAKATA NSXが今期5度目のポールポジション、ホンダのホームサーキットで念願の勝利を手中に
できるか?

GT300ではARTA ガライアがポールポジション。ここで勝てばポイントランキング争いに一縷の望みがつなげる。

以下、ネタバレなので未見の方はご注意を!

正確な結果はスーパーGT公式ページをご覧ください→ http://supergt.net/jp/




































☆『GT500』 5度目のポールポジションでTAKATA NSXが今季初優勝!
不運を重ねて(運も実力のうちだがw)優勝できずにいたTAKATA NSX が遂にポールトゥウィンを決めた。
終始安定した走りで他を寄せ付けなかった。

見ごたえがあったのはポイントランキング1位のARTA NSXと2位のXANAVI Zの5位争いのバトル。
重りを積んでもARTAは速い。接触で両者コースアウト痛みわけに終わってしまったのは残念だった。

ポイントランキングでは1位ARTA、2位TAKATAとNSX、3位、4位にMOTUL、XANAVIとZが続き、
5位、6位にEPSON、RAYBRIGと再びNSXとNSXの強さが際立つ。SCも頑張れ!!

☆『GT300』 タイサン ポルシェが圧倒的な速さを見せつける
派手なゴールドのマシン、タイサン ポルシェが圧倒的な速さを見せつけた。
もともと直線の速さは際立つマシンだが、ストップ&ゴーのこのコースは相性がいいのだろうか?
紫電はハンデを背負いながらしぶとく6位に入り、ついにトイストーリーMR-Sを捉えランキングトップに立った。
TAKATA NSX優勝おめでとう~!!7戦中5戦でポールポジションとは驚きですが、やっと結果が
出せました。シーズン序盤と比べるとNSXも壊れなくなりましたね~(笑)
ホンダ対決となるポイントランキング争いも楽しみです。

杉浦日向子_『百物語』

読書リストに「杉浦日向子_百物語」を追加しました。

古より百物語と吉う事の侍る不思議なる物語の百一話集う処 必ずばけもの現われ出ずると――人々が目に見えないものを見、理性では説明のつかぬことを信じていた江戸の時代。生と死の間で右往左往する人問たちの前に、時間を、空間を超えて現われる魑魅魍魎たち。怪しのものと人間たちの滑稽でいとおしい姿と懐かしき恐怖を、怪異譚集の形をかりて漫両で描いた〈あやかしの物語〉。

裏表紙より

短く特にオチがあるわけでもない話が99個並んでいます。いわゆる怪談のような本当に怖い話は少なく
怪異と共存する江戸の人々の様子を情緒たっぷりに描き出します。内容的には物の怪の話と人の情念
の話の2つに大別できるでしょうか。シンプルだが味のある絵も魅力です。
私は其ノ九十七「愛娘の霊の話」が気に入りました。切ない話です。

作者の杉浦日向子氏はNHK総合の「お江戸でござる」に出演されていました。和服の似合う日本的な
美人で彼女のコーナーを楽しみにしていたものです。作家の荒俣宏氏と結婚していた(半年で離婚)
というのはちょっとショックでした(笑)_もともと漫画を描かれていたのは知っていましたが、今回
たまたま目に留まったので手に取りました。46歳での夭折が惜しまれます。

地球へ…


ギャオ「地球へ…」を鑑賞しています。
毎週月曜1話更新 現在 第21話 公開中
今よりも遙か遠い未来、人類は環境破壊により滅び行く地球を再生させるため植民惑星へ移住し、コンピュータ管理により整然と生きていた。
だがその一方で疎まれる、特殊な能力を持つ「ミュウ」という者たちもいた。
彼らは過酷な弾圧の中で政府の目から逃がれ、息を潜めながらも自分たちの存在意義を考え、そして
地球への帰還を夢みていた―。
ミュウのリーダー、ソルジャー・ブルーは、アタラクシアに住む少年ジョミーを自分の後継者として選び、夢を託す。

故郷・地球へ還る―――

その強い想いから、彼らの地球を目指す戦いが始まる。

ギャオの紹介文より
現在MBS・TBS系で地上波全国ネットされているテレビアニメの並行ネット配信です。
放送された翌週しか見ることは出来ませんが、録画の手間が不要なので非常に便利です。

元祖「地球へ…」は1977年から連載された竹宮恵子の漫画作品です。当時も存在は知っていたし少々興味も
あったのですが少女漫画というイメージがあり触れる機会はありませんでした。

この新作アニメで初めて「地球へ…」を見ているのですが、なかなか本格的なSFです。登場人物に美少年
(実年齢は…)が多いのはいかにも少女漫画風ですが、骨太なストーリーで十分楽しめます。

ナスカ篇が終了して物語は大きく変化してきました。
優しいが自信なさげだったジョミーもミュウの長(おさ)としての自覚が出来たようです。
ただ、一見冷たく嫌なやつになったのでファンは減ったでしょう(笑)
キースも人間側の実権をにぎりミュウとの対決姿勢を強くしています。
こちらは普通の人間なので年をとってきました。ま、いい男ではありますが(笑)

次の番組は決まっているようなのでそろそろクライマックスでしょうか?
地球をめぐる攻防の結末に注目です。

*R・L・フォワード_『竜の卵』

私が好きな本!に「ロバート・L・フォワード_竜の卵」を追加しました。
1998/2/1に読了した作品

西暦2020年、人類は地球からわずか十三分の一光年の距離に中性子星を発見した。
その中性子星は「竜の卵」と名づけられた。

時は流れ西暦2049年、宇宙船セントジョージ号は「竜の卵」の周回軌道に乗り観測を開始しようとしていた。
しかし、この中性子星に知的生命体が存在するとは誰も予想していなかった。

ジャンルとしてはファーストコンタクトものです。
そういえば以前紹介した「緑の少女」もファーストコンタクトものでしたね~_どうやら私の好物のようです(笑)

特徴的なのはエイリアンの住む「竜の卵」と地球との環境の違いです。
「竜の卵」は太陽の半分の質量がありながら、直径は20kmしかなく、自転周期は0.2秒、
地表の重力は地球の670億倍、表面温度は8200℃という想像を絶する世界なのです。
当然、その世界に住む生命体はわれわれと大きく異なります。

出版当時(1980年)の科学理論を駆使したハードSFということなので(たぶん)科学的にありうるという前提で
構成されています。
そのため科学的記述は詳細ですが難しくてほとんど理解できません(笑)
私は宇宙の話は好きなのでわからなくても雰囲気を楽しめましたが、読者を選ぶ小説だと思います。

しかし、チーラ(竜の卵に住むエイリアン)の生活は擬人的に描かれています。幾人ものチーラが登場し、
彼らの文明の発展の歴史が描かれていきます。外見はアメーバのようなチーラ(巻末イラスト)ですが、
それぞれ個性的で感情移入できます。私は虚弱体質の占星者「ピンク=アイ」が気に入りました。

人類を模したような歴史を持つ彼らにセントジョージ号が介入して大きな変化が与えられます。
セントジョージ号のクルーはチーラとの交信に成功し友好的なコミュニケーションが成立します。
最終的にはチーラと人類の間のある違いが意外な結末をもたらします。

読み返してみてまず感じたのは「難しい」でした。仮に今、初読だったら読み切る自信はありません(笑)
昔に比べると頭が固くなっているようです(^_^;)
実際には難しい話はわからなくても面白さに大きな影響はないのですが。

人類のチーラへのコンタクトの仕方は少々安易に感じました。
特にある行為は文明への過剰な干渉であったように思われます。
これは実際、人類の文化間にも昔から起こっていることですが…

侍ジャイアンツ


ギャオ「侍ジャイアンツ」を鑑賞しています。
全46話 毎週木曜2話更新 現在 第15~16話 公開中
奇想天外な魔球が次々登場!スポ根野球作品の傑作
梶原一騎原作の傑作スポ根野球漫画をアニメ化。宿敵巨人の打倒を目指しながら巨人のエースとなる剛速球投手・番場蛮の活躍を描く。エビ投げハイジャンプ魔球、大回転魔球など奇想天外な魔球が次々と登場!

ギャオの紹介文より
知名度では同じ梶原一騎原作の「巨人の星」には到底かないません。
また水島新司原作の「ドカベン」「野球狂の詩」と比べるとリアリティには欠きます。

しかし、主人公の番場蛮のキャラクターは破天荒で痛快です。
その陽気な性格により明るい、肩の凝らない作品になっています。
まだ魔球は出てきませんが口先だけではなく野球の実力も相当なものです。
野球アニメのキャラクターの中では一番好きですね~

王、長島など往年の名選手が登場します。
また、後に巨人を支えることになる新浦投手や河埜内野手が頼りない若手として登場するのも印象的です。

ヒロインの理香は外見といい性格といいルパン三世の峰不二子にそっくりです。
共通する作画監督の大塚康生氏の趣味でしょうか?(笑)


先日リカバリしてからギャオが大画面でもちゃんと見られるようになりました。
今までは大画面ではカクカクしていたので小画面で見ていたのです。
ギャオのサポートに(紳士的にw)問い合わせをしたりしましたが、どうやらPCの問題だった様です。
お騒がせしました(^_^;)

赤川次郎 他_『七つの危険な真実』

読書リストに「赤川次郎 他_七つの危険な真実」を追加しました。

あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを…。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー。

裏表紙より

有名な作家の作品が集まっています。それぞれ楽しめました。
まぁ、書き下ろしは『透き通った一日』だけですが。

一番気に入ったのは北村薫氏の『眠れる森』。
「眠れる森の美女」の眠れる森がテーマの多重構造になった不思議な話です。

連城三紀彦氏、夏樹静子氏の作品は(たぶん)初めて読みました。
2人とも超有名な作家です。これを機会に代表作ぐらいは読んでおかなければ(^_^;)


「収録作品」
透き通った一日(赤川次郎)
マッチ箱の人生(阿刀田高)
返事はいらない(宮部みゆき)
福の神(乃南アサ)
過去からの声(連城三紀彦)
襲われて(夏樹静子)
眠れる森(北村薫)

SFマガジン 2006-8

スタニスワフ・レム追悼特集

去る3月27日に逝去した、世界文学界"最後の文豪"を悼む。現代レム研究の第一人者・沼野充義による追悼文、いずれ劣らぬ小説読み6人による主要作品作品論などで構成する。
[特集内容]
○追悼文「レムは一人でそのすべてである」 沼野充義
○主要作品作品論『ソラリス』論 巽孝之
○主要作品作品論『砂漠の惑星』論 中村融
○主要作品作品論『天の声』論 牧眞司
○主要作品作品論『完全な真空』論 若島正
○主要作品作品論『枯草熱』論 関口苑生
○主要作品作品論《ロボット》論 林譲治
○追悼エッセイ「ソラリスの海に漂うSF」 石川喬司
○追悼コミック「スタニスワフに乾杯」 西島大介
○スタニスワフ・レム邦訳作品リスト 牧眞司

【読切】
「この世の終わりは一体どのような形になるのだろうか?」 石黒達昌
「頭上の大地、眼下の星海」 小林泰三
「ワイオミング生まれの宇宙飛行士〈後篇〉」 アダム=トロイ・カストロ&ジェリイ・オルション

【連載】
「罪火大戦ジャン・ゴーレ 第十九回」 田中啓文
「小角(おづぬ)の城 第六回」 夢枕獏
「ギルティヒル 《怨讐星域》第2話」 梶尾真治

「SFセミナー2006」レポート

表紙イラスト:鎌田歩

ハヤカワ・オンライン→http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/720608.html

SFマガジン 2006-8をパラ読みしました。
連載小説《怨讐星域》梶尾真治 第2話の掲載号です

・読みきり小説
グロテスクな描写が特徴の小林泰三氏ですが、この「頭上の大地、眼下の星海」では影を潜めています。
普通のSFも書けるんだ(笑)

・連載小説
「怨霊星域」
第1話とは違う視点で物語が展開します。少し遡る形ですね。面白い。
「小角の城」
服部半蔵や真田十勇士が出てくる時代伝奇のようです。面白そうだ~、これも第1話から読みたい。

・そのほかの記事
特集のスタニスワフ・レム氏の代表作『ソラリス』は名作のようです。読んでみる価値がありそうです。


2008/5/2追記
「小角の城」第5話を2006-6で読んだのでこの号に載っている第6話を読みました。
真田幸村が猿飛佐助に謎の幻術師「果心居士」の暗躍を危惧していることを語ります。
真田vs.果心居士の対決という図式で物語は進むようです。

山田風太郎/せがわまさき_『~バジリスク~甲賀忍法帖~』

読書リストに「山田風太郎/せがわまさき_~バジリスク~甲賀忍法帖~」を追加しました。

奇想天外痛快無比
山田風太郎の代表作『甲賀忍法帖』を待望の漫画化、まったく新しく生まれ変わった、それが『バジリスク』!

amazon.co.jpの紹介文より

上にもあるように以前読んだ「甲賀忍法帖」の漫画化作品です。
なかなか評判が良いようなので読んでみました。

ストーリーは原作にほぼ忠実ですし、雰囲気もよく出ています。
多少のアレンジはされているようですがマイナスには働いていません。

戦闘シーンの迫力は漫画ならではです。ビジュアル化された忍術を見るだけでも読む価値があります。
小説でも迫力がありましたが、やはり具体的に絵になったものには敵いませんね~

原作にはなかったギャグ的な要素もあります。とはいっても、しぐさとか表情とかが中心です。
ただ、キャラの外見では雨夜陣五郎と蓑念鬼はギャグ担当のようです。雨夜は顔でか過ぎだし、蓑念鬼は
鼻毛伸びすぎです(笑)_やりすぎてはいないので原作の雰囲気は壊していません。

陽炎の妖艶さの表現がいまひとつだったのが残念です。期待していたのですが…
ま、それなりのシーンはありましたが(笑)

ストーリーや結末を知っているにもかかわらず十分楽しめました。
原作の良さが反映された良い漫画化だと思います。

改めて、お気に入りの忍者の発表です。
甲賀なら如月左衛門、伊賀なら薬師寺天膳です。両方とも狡い忍術ですね~(笑)
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