アパートの鍵貸します


ギャオ「アパートの鍵貸します」を鑑賞しました。
1/1(火)正午まで公開
ニューヨークの大手保険会社に勤めるバット(ジャック・レモン)は、出世の足がかりにと、情事を重ねる上司のために自分のアパートを貸している。だが、ある日バットが想いを寄せるエレベーターガールのフラン(シャーリー・マクレーン)が人事部長のシェルドレイク(フレッド・マクマレイ)と共にアパートに現れ…。

監督・製作・脚本:ビリー・ワイルダー/脚本:I・A・L・ダイアモンド
音楽:アドルフ・ドイッチ
出演:ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ、レイ・ウォルストン
1960年 / アメリカ

ギャオの紹介文より
これはマイベストシネマです。大変古い映画なのですがNHKで見て知り、直後にセルビデオ(VHS)を買ったほどです。ちなみに私が買ったセルビデオはこれと「ローマの休日」の2本だけです。

まず、ヒロイン役のシャーリー・マクレーンがキュートです。劇中ではショートカットなのですが、私のショートカット好きはこの映画が原体験となっているのかもしれません(笑) クールな表情と素晴らしい笑顔の落差にやられてしまいます。これって今で言うツンデレでしょうか?

しかし、この映画はなんといっても主演のジャック・レモンによるところが大です。全体的にコメディタッチなのですが、細かいネタが満載で何回見ても笑えます。その中でお気に入りは「髭を剃ろうとするけどカミソリが…」というシーンです。またシリアスな演技でも「割れた鏡を見て愕然とする」シーンは切なくて涙が出そうになります。
一番好きなのはヒロインと2人でカードをやるシーンです。なかなか微妙な状況ですがラストシーンとの絡みもあり印象的です。

納得いかないのはフレッド・マクマレイ演じる上司が妙にもてることです。ヒロインを始めとして幾多の女性遍歴を重ねています。劇中では全くいいところはないので何故ここまでもてるのか実に不思議で不愉快です。お約束どおり最後には踏んだり蹴ったりなのは爽快ですが(笑)

久しぶりに見ましたが、やっぱり良いですね~ ビデオテープはまだ持っていますが再生する手段がありません。
DVD買おうかな。


今年の投稿はこれで最後です。
今年読んだ本のまとめなどは年明け落ち着いてからボチボチやろうと思っています。

良いお年をお迎えください。
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SFマガジン 2006-3

2005年度・英米SF受賞作

昨年度の英米SF界を総括する恒例の特集。
[特集内容]
○シオドア・スタージョン記念賞受賞「チップ軍曹」 ブラッドリー・デントン
○ヒューゴー/ローカス賞ノヴェレット部門受賞「妖精のハンドバッグ」 ケリー・リンク
○ローカス賞ノヴェレット部門受賞「ロンドンにおける“ある出来事”の報告」 チャイナ・ミエヴィル
○ネビュラ賞ショート・ストーリー部門受賞「遺す言葉」 アイリーン・ガン
○「ワールドコン・レポート」 巽孝之
○「英米SF注目作カレンダー」、「SFスキャナー特別版」 加藤逸人
○特集解説 細井威男

【連載】
「イリュミナシオン 君よ、非情の河を下れ 第5回」 山田正紀
「小角(おづぬ)の城 第2回」 夢枕獏
「罪火大戦ジャン・ゴーレ 第14回」 田中啓文

表紙イラスト:服部幸平

ハヤカワ・オンライン→http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/720603.html

SFマガジン 2006-3をパラ読みしました。
連載小説《小角の城》夢枕獏 第2話の掲載号です。

【読みきり小説】
海外のSFは文学の香がするものや実験的なものが多く、少々とっつきにくいのが正直な感想です。
私が読書に求めるのは娯楽なので読んだらパッとわかるようなものじゃないと厳しいです(^_^;)

今回の読みきり小説の中では軍用犬からの手紙という体裁の「チップ軍曹」は楽しめました。
暗い話ですが…

【連載小説】
「小角の城」第2話
時は「大阪冬の陣」の直後、果心居士が暗躍します。10ページ程度と量は少なめです。

【そのほかの記事】
記事で紹介された本で気になったものを以下にメモします。
・「ライオンブックス」/手塚治虫…SF中短篇集
・「常野物語」シリーズ/恩田陸…「あれ」と戦う母娘の話のようです。
「星のカギ、魔法の小箱」/小谷真理…SF、ファンタジーの名作を紹介するブックガイド

*R・J・ソウヤー_『占星師アフサンの遠見鏡』

私が好きな本!に「ロバート・J・ソウヤー_占星師アフサンの遠見鏡」を追加しました。
2000/5/2に読了した作品

世襲の国王が全土を支配し、僧侶たちがはばをきかす中世ヨーロッパのような世界が舞台。
見習い宮廷占星師のアフサン少年は天文現象に対する宗教的な非科学的解釈に疑問を持っていた。
やがてアフサンは〈神の顔〉巡礼のための航海に出発する。師に使用を禁じられた「遠見鏡」と共に…

アフサンを始めとする登場人物(?)は人間じゃありません。恐竜なのです。映画「ジュラシックパーク」で出てきた「ヴェロキラプトル」の同類と思われる「キンタグリオ」という種族です。もともとが非常に獰猛な捕食動物なので闘争本能を抑えることが文明を成立させるのに必要不可欠だという点が特徴的です。あとは尻尾があって、鉤爪があることも(笑) ただし、言動の描写は極めて人間的で常に恐竜の姿を思い浮かべていないと恐竜だということを忘れてしまいそうになります。もう少し人間とは異質な部分があっても良いと思いました。他の恐竜は言葉を喋れない動物として登場します。「ツノガオ=トリケラトプス?」「ツバサユビ=プテラノドン?」などです。

大まかなストーリーは恐竜版「ガリレオ物語」という感じです。宗教で示された世界観と観測から得られた科学的事実との対立が物語の軸になります。そして人間臭い(笑)キンタグリオたちの意図も絡んできます。

宗教で示された世界観はユニークです。「大地は大河に浮かんでいて一定の方向に流れている、それを先導するのが〈神の顔〉である」というものです。この宗教をよりどころにしてキンタグリオたちは闘争本能を抑制しているので非常に重要な教義です。

私が初読のときに最も興味深かったのは観測した事実から世界がどのように構成されているかをアフサンが推測する過程でした。実はアフサンたちの世界は地球とは少々違うのです。どういう世界か理解したときは目からうろこが落ちる思いがしました。忘れていなかったので再度その感動を味わうことはできませんでしたが。

物語終盤、アフサンを悲劇が襲います。これは忘れていました(笑)


実はこの作品には致命的な欠陥があります。この「キンタグリオ」シリーズは3部作となっていてすでに完結しているのですが、この第1作しか翻訳されていないのです。アフサンの発見にはキンタグリオの未来に関わる重大な事実が含まれているために非常に気がかりです。このために英語を勉強するか?(笑)

マトリックス


ギャオ「マトリックス」を鑑賞しました。
12/31(月)正午まで公開
コンピュータプログラマーとして働くネオ(キアヌ・リーブス)は、ハッカーという別の顔を持っていた。自分の暮らす世界に少しの違和感を覚えていたある日、謎めいた美女トリニティー(キャリー=アン・モス)に導かれて、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)という男と出会う。
そこでネオは恐るべき世界の真実を知り…。

監督・脚本:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー
製作:ジョエル・シルバー
美術:オーウェン・パターソン
音楽:ドン・デイヴィス
カンフーコレオグラファー:ユエン・ウーピン
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
ヒューゴ・ウィービング 他 
1999年 / アメリカ

ギャオの紹介文より
弾丸を避けるシーンのコマーシャルで印象に残っています。
比較的新しく、これだけ有名な映画がGyaoで公開されるのは珍しいので楽しみにしていました。

予備知識がなく、なんとなくスパイ映画だと思っていたのですがSFだったのですね~(笑)
仮想現実という仕掛けはSF小説では割合にありふれたものですが、娯楽映画としては一ひねりしてあって見ごたえがありました。

ちょっと気にかかったのはアクションシーンです。ワイヤーアクションなどの特撮は良いのですが、俳優の動きがいまひとつです。激しい殴り合いをしているのに上体が棒立ちになっていたりして不自然さが目立ちます。
もっとも、仮想現実の世界の出来事なので敢えて不自然にする演出なのかもしれませんが…

仮想現実という題材の使い方も難しい面があります。あの有名なシーンも仮想現実の世界だから可能という説明がつくのですが、逆に「なんでもあり?」という感もあり緊張感が薄くなってしまうことがあるからです。
実際、土壇場で「なんでもあり」が炸裂していましたし…

少々気になる点はあるものの2時間16分飽きずに楽しめました。
これからもGyaoでこういう映画をとりあげていただけると嬉しいです。

栗本薫_『グイン・サーガ118クリスタルの再会』

読書リストに「栗本薫_グイン・サーガ118クリスタルの再会」を追加しました。

1979年から現在まで発行され続けている超長編小説の正伝。
大雑把に言うと
「剣と魔法の世界」に突如現れた豹頭人身の男「グイン」を中心に繰り広げられる戦国絵巻
といったところです。

タンポポさんのところで感想のTB集をやっています。
いろいろな人の感想を読むことが出来ますよ♪



書庫_「栗本薫」
WARNING! 以下、ネタバレを含みます。注意!!
『感想』

この巻はマリウスとヴァレリウスの愚痴合戦で始まります。両方の言い分ともそれなりにわかります。確かにマリウスが宮廷に残ってもパロのためにはならない気がしますし、ヴァレリウスがそれでも青い血にこだわるというのもわかります。パロの青い血はこの物語の核心となる要素のようですし… このくだりで一番大変だったのは2人の愚痴を聞かされたグインでしたね~(笑)まぁ、軽妙な受け答えをしているので楽しんでいる風ですが。

ついにブランがグインと行動を別にしました。彼はかなり悩んだようですがカメロンは非常に誠実で賢い人物です。事情がわかれば無闇な強硬手段をとることはないと思われます。もっともイシュトバーンが知ったときにどう反応するかは予想がつきませんが(笑)

リンダによりもたらされたグインの反応はこの物語の謎の核心に迫ることです。何故にリンダがこのような触媒となりうるのか?パロの青い血とグインたちの種族との関係は?古代機械についても謎が多いし…
たまにあるこういうSF的展開は大好きです。


作者の栗本薫氏の体調が悪いようです。
「神楽坂倶楽部」の情報しか見ていませんが本当に心配です。
快方に向かうことを祈ります。

スティーヴン・キング_『ダーク・タワーⅣ 魔道師と水晶球』

読書リストに「スティーヴン・キング_ダーク・タワーⅣ 魔道師と水晶球」を追加しました。

ブレインとのなぞなぞ合戦を辛うじて乗り切ったローランドたちはトピーカに到着した。
ローランドは自分が若かった頃の話、スーザンにまつわる昔話を始めた。
それは14歳のローランドが2人の仲間と共にハンブリーの地を訪れることから始まる。

今回は今までも断片的には出てきたローランドの過去の話が中心です。
タイトルになっているダーク・タワー探索のきっかけともいえる出来事です。
過去のローランドたちの物語、世界観も魅力的です。これだけで十分ひとつの物語として成立しそうです。
彼らのその後も気になります。カスバート、アラン、シーミーを待ち受ける運命とは?

しかし、スーザンの運命は衝撃的でした。魅力的なキャラクターを惜しげもなく…
キングの作品には非情な結末を迎えるものもありますが、ここでこう来るとは予想していませんでした。
何回も危機的状況を乗り切っていたのでちょっと油断していました。
非情という点では敵役のジョナスにも言えます。徹底的な悪でありながら魅力的なジョナスもあっさり…
ジョナス=コーラルのカップルのおぞましさも好きだったのですが…

描写の残酷さも際立ちます。スーザンによるローランドたちの救出、ローランドたちによる一方的な殺戮、ローランドが魔女に騙されて…etc. その他にも主人公側が悪意のない人物を殺害する場面が多くあります。
残酷でありながら、なんだかんだ正統なエンターテインメントであるキングの作品の中でも異色に感じます。
私は好きですが(笑)

下巻の後半では「オズの魔法使い」がキーになっているのですが、残念ながら良く知らないので???でした。
勉強しなくては(笑)

楽しいのですがとにかく長い、ちょっと疲れました(笑)

上前淳一郎_『読むクスリ PART9』

読書リストに「上前淳一郎_読むクスリ PART9」を追加しました。

時差ボケ解消に竹踏みを励行している国際線の客室乗務員、笑顔で接して失敗したドイツでの商売
…企業版ちょっといい話益々快調!

Amazon.co.jp 出版社/著者からの内容紹介より

「週間文春」に1984年から2002年まで長期連載されたエッセイ。
このPART9は1987年から1988年にかけての73話です。

実社会でのエピソードをちょっとした教訓を交えて一話3~5ページくらいでまとめられています。
教訓については私のようにホワワンと生きているものにとっては題名に反して毒にもクスリにもなりませんが(笑)、
読み物としては面白く時間つぶしには最適です。

「大いなる遺産」…これまでに見た映画3335本をノートに記録しているビジネスマンの話です。私の場合は本ですが記録を付け始めてもうすぐ1000冊になります。ブログを始めてからはより詳細に記録するようになりました。
積み重ねればちょっとした遺産になりますね~、地道に続けて行きたいと思います。

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