山田風太郎_『くノ一忍法帖』

読書リストに「山田風太郎_くノ一忍法帖」を追加しました。

大坂夏の陣で豊臣秀頼を亡き者にし、家康はその天下を磐石にしたと思われた。
しかし、真田幸村の策によって五人のくノ一が秀頼の子供を身篭っていることを知る。
しかも家康の孫で秀頼の正室、千姫がそのくノ一を匿っている。
家康の密命により伊賀忍者が身重のくノ一を狙い、壮絶な忍法対決が始まる。

山田風太郎の忍法帖の第4作、1961年の作品。

それぞれ五人ずつの伊賀忍者と真田くノ一の忍法対決が中心です。
で、この忍法がいつもの通りに奇想天外なのですが、それ以上に「壮絶なる品の無さ」が特徴なのです。
伊賀忍法帖の記事で「エロとグロが満載」と書きましたが、まだまだ甘かったようです(^_^;)

私は最初の章のタイトルになっている「忍法 くノ一化粧」の時点で思わずのけぞりました。
しかし後半に出てくる「七斗捨兵衛」の忍法は更に強烈で「勘弁してください」という感じです(^_^;)

タイトルはくノ一忍法帖ですが肝心のくノ一はいまひとつパッとしません。彼女らの忍法もそれなりに奇抜ですが伊賀忍者の忍法の品の無さの前には霞んでしまいます。それよりも途中からくノ一らに加勢する怪力無双の(これまた身重な)大女「丸橋(長宗我部盛親の側室)」の個性が強烈です。

物語は大阪城落城から家康死去までを虚々々実織り交ぜて描きます。
私は日本史には疎いのですが、歴史の知識があったらもっと楽しめる、又は憤慨できるかもしれません。

各章のタイトルはその章に登場する忍法の名前になっています。
それを見れば忍法の内容を想像(妄想)できるかもしれませんので下記しておきます。

忍法「くノ一化粧」
忍法「天女貝」
忍法「やどかり」
忍法「筒涸らし」
忍法「百代ぐるま」
忍法「鞘おとこ」
忍法「人鳥黐」
忍法「羅生門」
忍法「夢幻泡影」

尚、これからこの本を読んで気分を害される方がいらっしゃっても私は責任を負いかねますのでご了承を(笑)




この本で1995/4/23読了の「阿刀田高_Aサイズ殺人事件」からつけている読書記録が丁度1000になりました。
メモリアルにしてはちょっと品が無い作品ですがなかなか面白かったので良しとします(笑)
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栗本薫氏退院

手術のため入院していた栗本薫氏が1月19日に無事退院されたようです。

まだ本調子ではないようですが、とりあえず一安心です。

順調に回復されることをお祈り致します。


詳しくは栗本薫氏のHP「神楽坂倶楽部」をご覧ください。

闘牌伝説アカギ


ギャオ「闘牌伝説アカギ」を鑑賞しています。
全26話 毎週火曜2話更新 現在 第19,20話 公開中
雨降りしきる夜。とある場末の雀荘で、やくざ相手に命がけの麻雀勝負を挑んでいた南郷は、窮地に追い込まれていた。そこに突然、ずぶぬれになった一人の少年が入ってきた。敗色濃厚だった南郷は、少年が持つ異様な気配を感じとり、麻雀牌すら握ったことのない彼に代打ちをさせる。

「あんたなら、越えられる。この死線……」

南郷は、己の命運を、素人同然のこの少年に賭けたのだ。勝つ(生きる)ために……。
その少年の名は赤木しげる。彼こそが、後に「裏の麻雀界」を震撼させることになる
「伝説の代打ち・赤木しげる」であった。

ギャオの紹介文より
福本伸行原作の麻雀漫画「アカギ」のアニメ化です。原作は1992年から現在も連載中の大ロングランです。

基本的にずっと麻雀をやっています。主人公のアカギが強敵をクールに退けていくというのがパターンです。
主人公のアカギは人間的な魅力は皆無のキャラクターですし、女性は全く1人も登場しません。
麻雀を題材にした思考実験のようなアニメなので麻雀を知らない人が見ても無意味なことは保証します(笑)

私自身は麻雀は付き合い程度なので(平和、役牌が頼りw)内容を理解できないこともありますが、雰囲気を楽しむことはできます。それでも劇中の麻雀の展開は無理があるように思えます。ま、そこは漫画ということで…

19話の時点でアカギは鷲巣巌という相手と対戦しているのですが、原作ではこの相手と10年以上戦い続けているとのことです。原作に忠実だというこのアニメで決着がつく筈はありません。見終わって結末が気になるようなら原作を読み続けるしかないようですね~

しげの秀一_『頭文字D 35』

読書リストに「しげの秀一_頭文字D 35」を追加しました。

35巻では

・ダウンヒル:拓海(86)VS大宮(ロードスター)
膠着したバトルに変化を与えたのは拓海の藁にもすがるような行動だった。
それは意外な結果を生み…

・拓海が美佳ちゃんと海に行く
というわけでこの表紙(笑) 何故この車の前なのか?それには深いわけが…
この巻では水着以外にもサービスショットが唐突に出現。

拓海はまたしても薄氷を踏むような戦いに勝利しました。
負けても死ぬわけでもないんだから、そろそろ負けてもいいんじゃないかと思ったりもします。
次の対戦車種はNSX、スープラ、MR-Sのいずれかのようです。
流石にNSX相手じゃ荷が重いでしょう(笑)



・「頭文字D」の記事
7~9 10,11 12,13 14~16 17~19 20~22 23~25 26,27 28~30 31,32  33 34

小谷真理_『星のカギ、魔法の小箱』

読書リストに「小谷真理_星のカギ、魔法の小箱」を追加しました。

ふしぎな時間旅行、宇宙人とのたたかい、魔法使いの大冒険―小谷真理が選んだとっておきの60冊。

Yahoo!ショッピング紹介文より

先日読んだ「SFマガジン 2006-3」で紹介されていて気になっていました。

古今東西のSF、ファンタジーの名作を紹介しています。
子供向けに平易な文章(漢字にはルビ付)で書かれ、とても可愛いイラストが付いています。
紹介されている作品は、古くは「クリスマスキャロル」から「ハリーポッター」、作者も「星新一」から
「スティーブン・キング」と非常に多岐にわたります。

そんな中に決して有名ではない(と思っていた)私が好きな作品も含まれていてニヤリとしました。
それは「篠田節子_斎藤家の核弾頭」「中島らも_ガダラの豚」「ケン・グリムウッド_リプレイ」です。
「ガダラの豚」は「私が好きな本」にも入っていますし、「リプレイ」も大好きなタイムスリップものです。
著者はなかなかいい趣味をしています(笑)

読みたくなった作品がたくさんあります。
下にメモしておきますが、ただでさえ「読みたい本リスト」が長くなって困っているのに…嬉しい悲鳴です(笑)

・筒井康隆_時をかける少女
・ハル・クレメント_20億の針
・ジョン・ウィンダム_トリフィド時代
・ピエール・ブール_猿の惑星
・野尻抱介_太陽の簒奪者
・ジョナサン・キャロル_死者の書
・キム・ニューマン_ドラキュラ紀元
・トーベ・ヤンソン_ムーミン谷の仲間たち
・梶尾真治_美亜へ贈る真珠
・J・P・ホーガン_星を継ぐもの
・カレル・チャペック_山椒魚戦争
・トム・ゴドウィン_冷たい方程式
・神林長平_戦闘妖精雪風〈改〉

実相寺昭雄_『ウルトラマンに夢見た男たち』

読書リストに「実相寺昭雄_ウルトラマンに夢見た男たち」を追加しました。

ウルトラマンと戦う怪獣たち。
その縫いぐるみはどのように作られるのだろう。
怪獣の声、出現のしかた、戦い方は?
魅力的な怪獣を生みだして「ウルトラ」番組を支えたスタッフの職人魂。
少年の夢を持ちつづける男たちの特撮現場裏話。

裏表紙より

ウルトラマンの舞台裏を取り上げた「ウルトラマンのできるまで」に続く第2弾です。

「ウルトラマンのできるまで」は監督を務めた著者の経験を手引書的にまとめたものでしたが、この本ではそれを支えた多くの職人的なスタッフにスポットが当てられています。著者が当時のスタッフに話を聞くというスタイルになっています。

なかでも怪獣の縫いぐるみに入る俳優の話は興味深いものがありました。怪獣の中に入ると「小さな黒い箱に閉じ込められた感じ」というのはなんとなく納得です。一旦中に入ってしまうと外部との意思疎通が困難になるので撮影中に危険な目にあうことも多いようです。

そのほか番組中のBGMの作曲者、怪獣をデザインする人、それらしく見える撮影法を試行錯誤する人、などなど番組を裏から支えた人々の話が載っています。

見てはいませんが(笑)現在でもウルトラマンの新作は製作されています。こういう先達の積み重ねの上に作り上げられた貴重な文化です。これからも夢を作り続けてもらいたいと思います。

ちくまプリマーブックスには実相寺氏のウルトラマン関係の著作がもう1つあります。そちらも読みます。

昨年読んだ本のまとめ

年末年始の忙しさも落ち着いたので昨年読んだ本をまとめてみました。

昨年中に読了したのはNo.928「伊賀忍法帖」~No.995「グイン・サーガ118」の68作品でした。
「読書リスト」を参照してください。

この作品数というのは記事の数にあたります。上下巻でも1作品だったり、コミックは全巻で1作品と数えたり、グイン・サーガは1冊1作品と数えたり、かな~りバラツキがあります。

その他に「私が好きな本」でとりあげ、再読したものが7作品ありました。

【ジャンル別 読了数】
1、ファンタジー=22作品(7シリーズ)
2、ミステリー=10作品(9シリーズ)
3、エッセイ=7作品

グイン・サーガ、ダーク・タワーなどシリーズものを含むファンタジーが1位でした。
SF(4作品)、ホラー(5作品)が意外と少ないのですが、シリーズ物のファンタジーにはSFやホラーの要素を含むものもあります。

注)ジャンル分けは私の独断です。異論もあるとは思いますがご容赦ください(^_^;)

【作者別 読了数】
1、栗本薫=8作品
2、スティーブン・キング、あさのあつこ、小野不由美、水野良、山田風太郎=3作品

栗本薫氏は当然の事ながらグイン・サーガです。1年でこれだけ書くことに驚愕です(笑)
他もシリーズものの作者が並びました。

【面白かった本 ベスト3】
1、二重螺旋の悪魔/ホラー/梅原克文
2、黒い風/ホラー/F・P・ウィルスン
3、アリス/ホラー/中井拓志

リストを見返して検討したらこうなりました。自分で言うのもなんですがスゴイ結果です。
全て「トンデモホラー」ですね~ けっこう悪趣味です(笑)

でも次点は「リセット/北村薫」です。これは心暖まる話です(^_^;)

昨年読んだ本はこんな感じでした。今年はどんな本に出会えるか楽しみです。

結城信孝 編_『蒼迷宮』

読書リストに「結城信孝 編_蒼迷宮」を追加しました。

◆愛するがゆえ、妻の窮地を救おうとする夫は◆幼馴染でライバル同士、二人の女はある日・・・
◆女性有名人に次々と降りかかる嫌がらせの真相◆突然失踪した若妻がなぜ溺死体に?
◆結婚披露宴の祝電に隠された秘密
小池真理子、新津きよみ、桐生典子、青井夏海、若竹七海、乃南アサ、菅浩江、清水芽美子、篠田真由美、
宮部みゆきが贈る女性作家ミステリーの傑作選。

裏表紙より

以前読んだ「緋迷宮」に続く祥伝社の迷宮シリーズ(女性作家ミステリーのアンソロジー)の第2弾です。
このシリーズは「緋」「蒼」「紅」「紫」「翠」と5冊刊行されています。

以前も書きましたが、私はどちらかというと女性作家の作品が好きです。というのも男性の作家よりもエンターテインメントの部分と情緒を描く文学的な部分のバランスが良いような気がするからです。

このアンソロジーの収録作品もそれぞれ楽しめました。

「箱の中の猫」は時空のゆがみに捉えられた宇宙船の顛末を描くハードSF風の話。
作者の菅浩江氏は今まで知りませんでしたがちょっとチェックしてみようと思います。

「祝・殺人」は宮部みゆき氏の初期の作品。
気の利いたトリックと限られたページでのキャラクター造形は見事です。蛇足のオチが良い味出しています。


「収録作品」
小池真理子「死体を運んだ男」
新津きよみ「彼女の一言」
桐生典子「緑の手」
青井夏海「大空学園に集まれ」
若竹七海「濃紺の悪魔」
乃南アサ「泥眼」
菅浩江「箱の中の猫」
清水芽美子「車椅子」
篠田真由美「オフィーリア、翔んだ」
宮部みゆき「祝・殺人」

ご挨拶



新年明けましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。

今日も仕事ですが、夕方からなのでちょっと飲んでいます(笑)
これから近所の神社(徒歩2分)に初詣に行くつもりです。


『私の読書日記!』にようこそ

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このブログ「私の読書日記!」はもともと「私のGT4日記!」でやっていた読書記録を分離したものです。
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  ◇2005年5月~に読んだ本のリストです。当ブログ内と「私のGT4日記!」へリンクしています。
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  ◇2005年5月までに読んだ本のうち特に好きな本のリストです。当ブログ内へリンクしています。
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