SFマガジン 2006-10

現代女性作家特集

ネビュラ賞受賞作を含む、アイリーン・ガンの短篇集『遺す言葉、その他の短篇』刊行に合わせておくる。
ガンのインタビュウ、エッセイの他、俊英作家による4中短篇を訳載。
[特集内容]
○「しばしの沈黙」 ケリー・リンク
○「地上の働き手」 マーゴ・ラナガン
○「天使と天文学者」 リズ・ウィリアムズ
○「小熊座」 ジャスティナ・ロブスン
○インタビュウ「アイリーン・ガン──先端を追い求めて」
○エッセイ「キッチンでひとりきりで」 アイリーン・ガン
○特集解説「すれちがう人々」 小谷真理
○〈ウィスコン2006〉レポート おのうちみん/海老原豊

シリーズ放映開始40周年記念《スター・トレック》特集
[特集内容]
○「万歳! 吹き替え《スター・トレック》 矢島正明×麦人×☆Taku(m-flo)
○スター・トレック学序説 鹿野司/丸屋九兵衛

第45回日本SF大会「みちのくSF祭 ずんこん」 レポート

【連載】
「小角(おづぬ)の城 第七回」 夢枕獏
「罪火大戦ジャン・ゴーレ 第二十一回」 田中啓文
「小来栖の森 霊峰の門 第七話」 谷甲州

表紙イラスト:森山由海

ハヤカワ・オンライン→http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/720610.html

SFマガジン 2006-10をパラ読みしました。
連載小説《小角の城》夢枕獏 第7話の掲載号です。

【読みきり小説】
女性作家特集ということですが、掲載されているのは全て翻訳ものなので特に女性の作品という感じはしませんでした。日本の作品だと作者が女性か男性は大体わかります。まぁ、中には判別しにくいものもありますが(笑)
今回のなかでは時空の歪みやパラレルワールドを題材にした「小熊座」がSFらしくて面白かったです。

【連載小説】
「小角の城」第7話
謎の幻術師「果心居士」の松永弾正、織田信長に関わる摩訶不思議な逸話が語られます。

【そのほかの記事】
・スター・トレック特集は興味深かったです。私自身はテレビのオリジナルシリーズしか見ていませんがいくつかある新シリーズや映画も見たくなりました。オリジナルシリーズのエピソードではケイ素生物が出てくる「地底怪獣ホルタ」が一番印象に残っています。
・記事で紹介された本では「日本沈没第二部」/小松左京+谷甲州が気になっています。
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少女には向かない職業


ギャオ「少女には向かない職業」を鑑賞しています。
全10話、公開は2008年5月26日 正午まで
『ストーリー』
「あたし、大西葵13歳は、中学2年の半年間で、人をふたり殺した」
舞台は山口県のとある港町。そこで暮らす大西葵は、友達とのおしゃべりや幼馴染の颯太とゲームをすることが好きな普通の女の子。唯一の悩みは、酒びたりで働かない義父・泰三の存在だった。
一方、宮乃下静香は地元の網元の孫娘。おさげ頭に黒ぶち眼鏡をかけ、本ばかり読んでいる静香は、学校では全く目立たない存在。交流のなかったふたりは、春休みに偶然出会ったことで次第に心を通わせていく…。
そんなある日、葵がバイト先から帰ると、泰三が酒を買うための金を探して、葵の部屋を荒らしていた。怒りに震えた葵は猛然と泰三に立ち向かうものの、反対に大切なドラゴンのデータが入ったゲームカードを破られてしまう。
それは葵にとって自分の分身といえる大切なデータ。葵の心に、初めて泰三に対する小さな殺意が芽生えるのだった…。

『スタッフ&キャスト』
原作:桜庭一樹
「少女には向かない職業」(東京創元社刊)
企画:山崎公路、東海林秀文
脚本:益子昌一、いながききよたか
プロデューサー:江幡泰太、佐々木亜希子
演出:高橋陽一郎、川村直紀、河合勇人
主題歌 :竹仲絵里「スクランブル」
出演:緑友利恵、田島有魅香、鈴木砂羽、城田優、天宮良
片桐はいり、渡辺いっけい、要潤、萩原聖人

ギャオの紹介文より
直木賞作家の桜庭一樹氏については興味があるものの「ライトノベル作家」ということで気が引けて読んでいないのですが、ドラマ化されてギャオで公開されているので見ることにしました。これまで第5話まで見ました。

萩原聖人演じる継父と主人公母娘のどうしようもない状況が描かれていきます。私は怪我で仕事が出来なくなった継父のやりきれなさに同情を覚えたりもしますが…  破傷風って怖い、気をつけようっと。

ある事件が起こってから俄然ミステリー色サスペンス色が強くなってきました。この先どういう展開になるのかちょっと読めません。タイトル中の「職業」という言葉、人を「ふたり」殺したという主人公の台詞、が気になっています。
葵と静香一家との関わりも大きな要素になりそうですね~ この先が楽しみです。
公開期間があまり残っていないので急いで見なければ(^_^;)

新アウターリミッツ シーズン1


ギャオ「新アウターリミッツ シーズン1」を鑑賞しています。
全22話、公開は2008年5月9日 正午まで
想像を超えた驚異の世界、傑作短編SF(全22話)
1960年代の大人気SFアンソロジー「アウターリミッツ」を最新映像技術を駆使し、新たに蘇らせた1995年の大ヒット作。レナード・ニモイ、ジョシュ・ブローリンなど有名スターが多数ゲスト出演。

ギャオの紹介文より
「ロボットによる殺人」「未来予知装置」「不死不老の新薬」etc.etc.
少々使い古されたテーマの一話完結もののSFドラマです。
しかし、これが映像もリアルだし、ストーリーも一ひねり効いていて大変面白いのです。
第1話にはあのミスタースポックのレナード・ニモイが登場します(画像)。
吹き替え版なので食事中に気楽に見ることができるというのも私にとってはありがたい点です。

問題点は放送期間です。全22話を一挙に公開なのですが5月9日までと短いのです。
GW企画なのでしょうが、連休を取れない私はまとめて見られないので全話見るのは難しいようです。

ギャオさんなんとかしてください。



2008/9/29追記
再度配信されたので残りをすべて見ることが出来ました。
面白かった~
ギャオさんありがとうございました。

小野不由美_『図南の翼』

「小野不由美_図南の翼」を読了しました。→読書リスト

豪商の娘として何不自由なく暮らす「珠晶」は王のいない恭国の乱れを憂い、12歳の若さで王になるべく蓬山を目指す。猟尸師の「頑丘」を巻き込み、謎の若者「利広」を伴い、黄海の旅が始まる。

小野不由美氏のファンタジー作品「十二国記」の本編の第五作。

平たく言うと珠晶が苦労しながら蓬山に辿り着き麒麟に迎えられるまでの冒険の物語です。
その過程で世の中の様々な問題や矛盾を実感し、成長していく様を描きます。

十二国の世界は妖魔が出たり(日本の)現実社会より過酷ですが、人の心や振る舞いは大きくは変わりません。
珠晶の目に愚かに映る大人の行動は現実に存在し、私自身にも心当たりがあり、止むを得ない部分が大きいことだと思います。その辺の清濁を併せ呑む度量のある頑丘が非常に魅力的です。この物語の中では頑丘が一番好きですね、なんか親近感があります。

珠晶はまっすぐな心を持ち、非常に賢い少女です。そしてカリスマ性も十分に備えているようです。
そのまっすぐな心ゆえに王になったら官僚たちとの軋轢に悩みそうです。利広らのフォローは必須ですね。

妖魔の本場の黄海が舞台なので色々な妖魔が登場しました。空を飛ぶ蛇「酸與」人語を話す「人妖」などなど
なかなか面白いです。イラストが欲しいところです、いや文面から想像する方が楽しいか?(笑)

文庫で425ページと分厚いのですが読み出したらあっと言う間でした。未読の十二国記シリーズはあと2作品に
なってしまいました。どの国の物語もまだ端緒についたばかりです。続編の出版を期待したいところです。

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