IE7


IE7がリリースされてずいぶん経ちましたが、心配性の私は今までIE6のままで使ってきました。
しかし、最近ウィンドウズアップデートをすると勧めてくるので「元に戻せる」というので導入してみました。

3日ほど経ちましたが、とりあえず大きな問題はありません。

タブ表示は確かに便利です。私はブログ訪問をするとき等に複数ウィンドウを開くのですが切り替えが楽です。
IE6と全く同じようにも使えるのでやりにくくなったという部分は特にありません。
少し研究すればもっと便利に使えそうです。

デザインが少し変わったのでちょっとだけ使いにくい部分もあります。
・「更新ボタン」「ホームボタン」の位置が変わり小さくなった。
・アドレス欄から検索できなくなった(その代わり検索用の窓が追加された)。
これらは慣れの問題なので少し経てば問題なくなると思います。

特別に大きく進化したとは思えませんが、特別不便もありません。
セキュリティー面の改善などもあるようですから当面はIE7を使い続けようと思います。
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糸井重里 監修_『言いまつがい』

「糸井重里 監修_言いまつがい」を読了しました。→読書リスト

正しい日本語の、あまりにナイスな反面教師。Web新聞『ほぼ日刊イトイ新聞』等掲載をまとめる。
03年刊「オトナ語の謎。」の弟本。本のカドが丸まっている、裁断が斜め、表紙の紙が小さいなどは
「不良品」ではありません。

「MARC」データベースより

糸井重里氏のウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」のコンテンツの一つを単行本化したものです。
『言いまつがい』とは読者が言ってしまった恥ずかしい「言いまちがい」を「言いまつがい」と称し楽しむものです。

内容は
・「オブラート」を「ビブラート」と言いまつがう。
・タクシーを降りるとき運転手さんに「ごちそうさま」と言ってしまった。
などなどありがち(?)なものから「何故こんなまつがいを?」というものまで多種多様です。

Amazonのレビューなどに「電車の中では読まないほうが良い」と書いてあったのですが、私は最初の2,3ページ
で「大丈夫」と思い読み進めました。ひとつひとつは本当にくだらない些細なまつがいなのですが、いくつも読んでいるとツボにはまるものも出て来ます。そして一回ツボにはまると不思議なことに次から次へとツボにはまり電車
内でニヤニヤし時々噴き出す怪しい人物になっていました(笑) 特に酔っ払っているときや疲れているときには
自制が効きません。もし、読まれる場合は電車内など不特定多数の人が集まる場所でトライしてみてください。

表紙絵はこちら
↑形がいびつですがこういう本なのです。本文も微妙に斜めになっていて気持ち悪くなります(笑)

北村薫_『覆面作家は二人いる』

「北村薫_覆面作家は二人いる」を読了しました。→読書リスト

姓は「覆面」、名は「作家」―本名・新妻千秋。
天国的な美貌を持つ弱冠19歳の新人がミステリ界にデビューした。
しかも、その正体は大富豪の御令嬢…ところが千秋さんには誰もが驚く、もう一つの顔があったのだ!?
『推理世界』の若手編集者・岡部良介を混乱させながら、日常世界の謎を鮮やかに解き明かすファン待望のシリーズ第一弾。
お嬢様名探偵、誕生!

裏表紙より

作者の北村薫氏の小説は以下の4つに大別されています。
-引用元「北村薫」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』( http://ja.wikipedia.org/ )-
・『円紫さん』シリーズ
・『覆面作家』シリーズ
・時と人 三部作(「スキップ」「ターン」「リセット」
・その他の小説

私はこれまで7冊読みましたが、SFテイストの「時と人 三部作」は大変面白いと思いましたが、
『円紫さん』シリーズに代表される「日常の謎」ものはちょっといまいちだと感じていました。

で、本作は「日常の謎」ものです。とはいえ一発目は殺人なので日常とはいえませんが(笑)
良介が謎を持ち込み、その話を聞いた千秋がたちどころに真相を看破するという、「安楽椅子探偵」の
フォーマットが基本的なスタイルです。
しかし千秋の「もう一つの顔」が物語に活気を与え非常にアクティブなものにしています。

内向的で人間恐怖症でさえあるお嬢様然とした千秋の変身はなかなか劇的です。この話の面白さは千秋の
キャラクター造形が大部分を占めています。ま、変身しても人としての本質的な部分は変わらないのですが。
「金看板御免正札付きの美人」だというその容貌を想像するのも男としては楽しみなわけです(笑)

登場するトリックは、いわゆる本格テイストで、私としてはやや納得いかない部分は残ります。
これは私と「本格」の相性なので仕方ないでしょうね。少し都合がいいと感じるのは否定できません。

いろいろなところに出てくるちょっとしたユーモアが秀逸です。千秋のキャラクターとあいまって全体的に
漫画的な展開になっています。実際、1994年に美濃みずほにより漫画化され、1998年には ともさかりえ
主演でテレビドラマ化もされています。(当時の)ともさかりえ なら千秋のイメージに合いそうです。

この『覆面作家』シリーズは「覆面作家の愛の歌」「覆面作家の夢の家」とあと2冊あります。
そちらも読むつもりです。

栗本薫_『グイン・サーガ122 豹頭王の苦悩』

「栗本薫_グイン・サーガ122豹頭王の苦悩」を読了しました。→読書リスト

1979年から現在まで発行され続けている超長編小説の正伝。
大雑把に言うと
「剣と魔法の世界」に突如現れた豹頭人身の男「グイン」を中心に繰り広げられる戦国絵巻
といったところです。



書庫_「栗本薫」
WARNING! 以下ネタバレを含みます。注意!!
まずは初めてスポットの当たったローデス侯爵黒衣のロベルトです。
慈悲深く冷静な言葉には非常に説得力があります。ハゾスも最初から彼に相談していたら、と悔やまれます。
ただ、もう一歩踏み込んで今からでも全てをグインに話すよう説得すべきだったのでは、とも思います。
で、意表を突かれたのはそのナリス然とした外見です。尚武の国のケイロニアには似合いませんね~
それに思ったより非常に若い、てっきり初老くらいだと思っていました。

このロベルトのおかげで問題の子供もとりあえず無事に人生をスタートさせることが出来るようです。
ハゾスとしてはこの件だけはグインに知られることがなく一安心というところでしょうか。
ただし、これが吉と出るか凶と出るかは微妙なところですが…
特徴的なオッドアイを持つケイロニアの「正統な」継承者は今後どのような役割を果たすのでしょうか?
って成長するのには時間がかかりますね~(笑)

「関心を持たれたい」ということがシルヴィアの所業の根源にあったようです。当のグインに夢で斬られた
ことを否定されてしまったのは決定的でした。せめてグインが覚えていて申し開きや謝罪をすればなんとか
収まったのかもしれないのに… 古代機械も実に微妙なところまで記憶を回復させたものです。
で、シルヴィアの口から真実(の一部)を聞いたグインはあっさりと引き下がってしまいましたが、これは
少々意外でした。あまりにもそっちの方面には疎いということなのでしょうか?愛することに不器用という
弱点をグインに残しておくというのも良いのかもしれません。なにもかも完璧では人間味(?)を欠きますから。
最後にグインがシルヴィアに求婚するんじゃなかったと言っていますが全くそのとおりです。
グインに絡まなければグラチウスに拉致されることも無かったでしょうに「普通の」我儘な皇女として
一生を過ごせたのにね~

どうもシルヴィアはこれで物語からは退場ということのようです。
物語をどう転がすかわからない不安定要因だったのにいなくなってしまうのは寂しいです。
「せいせいした」という感想を持たれる方も多そうですが(笑)


作者はシルヴィアのセリフの伏せ字部分をちゃんと想定してあるんですかね?
だれか伏せ字部分を解明した完全版を作ってくれないかしら?(爆)

桐野夏生_『ジオラマ』

「桐野夏生_ジオラマ」を読了しました。→読書リスト

ベルリンのガイドで生計を立てる、美貌の男、カール。地方銀行に勤める平凡な会社員、昌明。金のため男に抱かれることに疲れ始めた、カズミ。退屈な生活。上下運動を繰り返す、エレベーターのような日々。
しかし、それがある時、一瞬にして終焉を迎える。彼らの目の前に現れた、まったく新しい光景。
禁断の愉悦に続く道か、破滅の甘美へと流れゆく河か。累卵の如き世界に捧げる、短編集。

裏表紙より

あとがきにもあるように「地面に埋まっている石ころを剥がす」様な小説が集められています。
日頃は見えないけれどその裏に厳然と存在する人の心の中の異世界を描き出します。
おぞましい内容のものが多いのですが自分と無縁とは言い切れないことを気付かされます。
出来れば私自身は石を剥がさずに済むようにと願わずにはいられません。もう遅いか?(笑)

というわけで、ちょっと暗い話が多いのですが、その中で私が気に入ったのは
・「六月の花嫁」 新婚の健吾の夜中の電話の相手は…
電話の相手の正体がひとひねりしてあって面白かったです。
・「井戸川さんについて」 人望のある井戸川さんが急に亡くなった。その身辺を調べてみると…
毛色の変わったコメディタッチの作品。ちょっと息抜きになりました。
・「ジオラマ」 37歳の昌明は家族にも新居のマンションにも満足していたが…
これはエロくて良かった(笑)

「収録作品」
・デッドガール
・六月の花嫁
・蜘蛛の巣
・井戸川さんについて
・捩れた天国
・黒い犬
・蛇つかい
・ジオラマ
・夜の砂

原_『愚か者死すべし』

「原_愚か者死すべし」を読了しました。→読書リスト

新宿署の地下駐車場で護送人への狙撃事件が起きる。偶然居合わせた私立探偵「沢崎」の妨害で護送されていた容疑者は命を取り留めるが警護していた若い刑事が命を落とす。沢崎は事件を解決すべく動き始めるが、別の誘拐事件も絡みあい複雑な様相を呈するようになる。

私立探偵「沢崎」の登場するシリーズはずっと前(1998年)に4冊とも読みました。とても面白かったのですが
新作はずっと出ませんでした。2004年に出版された待望作を今回やっと読みました(笑)

2つの関係の無い事件が絡み合っていくストーリーの仕立てはスピーディーでなかなか迫力があります。
危険な目に遭いながら事件を調べていくうちに、複雑な事件の全貌が次第に明らかになっていきます。
少々込み入っているので要点をところどころで整理しながら読み進めました。ちょっと強引なところは
ありますが唐突な飛躍はなく肩透かしを喰うことは無く納得して読み進めることが出来ました。
終盤、巧妙に隠された真実が次々と示される部分は物語に引き込まれました。

事件のストーリーはまあまあ良いのですが、主人公の言動には少々疑問を感じる部分もありました。
沢崎は、貧乏探偵なのに金にならないことばかりやるし、今時携帯電話を持っていないし…
これは作者が敬愛する「チャンドラーのハードボイルド」へのオマージュを込めた結果のようです。
確かに探偵が、金の亡者だったり、携帯でメールを打ったり、ではハードボイルドにはなりません(笑)

以前のシリーズは4日間で3冊を立て続けに読んだり、すごく熱中しましたが残念ながら今回はそこまでの
インパクトは感じませんでした。それなりには楽しめましたので次回作を期待したいところです。


作者の下の名前は「りょう」です。「」が機種依存文字だということです。
字は「寮」から上部のウ冠を取ったものです。私のPCでは表示できています。

〈既読の原の作品〉
2271998/6/17私が殺した少女
2361998/7/19そして夜は甦る
2371998/7/20天使たちの探偵
2381998/7/22さらば長き眠り
10332008/8/4愚か者死すべし
ミステリーオーソ(エッセイ)は未読です。

小林聡美_『凛々乙女』

「小林聡美_凛々乙女」を読了しました。→読書リスト

「人間は思い込み次第だ」と胸に秘め、つつましくもドタバタな、つれづれなる毎日を周囲を巻き込み巻き込まれながら駆け抜ける。ミラノでのパスポート紛失事件、熱気ムンムンの男性ヌード・ショウ初体験、オババパワーに圧倒されたシャネルの受注会etc.
カラッと明るい文章で、読むと気持ちが楽になり、元気が出てくるエッセイ集。

裏表紙より

著者の小林聡美氏といえば『やっぱり猫が好き』のイメージが強いです。なかなか楽しい感じですし、
同世代なので以前から親近感を持っていました。
とはいえ『やっぱり猫が好き』以外のドラマを見たことはなかったのですが(笑)

所詮タレント本だと思っていたのですが、これが面白い。日常の出来事を綴っているのですが目の付け所が微妙にシニカルでひねくれものの私には共感できる部分が多いのです。1995年に単行本が出版されたので今とは少し違う時代感覚も懐かしく感じます。

なかなか男前な(笑)性格は非常に好感が持てますし、実は小柄で体が弱いというギャップも良いです。
「魔性のナチュラルギャル」で明かされた著者の化粧好きは意外でした。「ナチュラルメイク=薄化粧」
という私の幻想は見事に打ち砕かれてしまいました (笑)

読み始めたものの途中で放置してある気象予報士や、元県知事のエッセイとは比較にならない面白さです。
女優にしておくのは惜しい(笑) 他にも多くのエッセイがあるようなので今後も読みたいと思います。


余談・・・「小林聡美」『ウィキペディア』より
・『3年B組金八先生』の第1シリーズがデビュー作です。これは知りませんでした。
・以前、番組内で堂本剛に「結婚したいと思った人です」と告白された、そうです。

【蝶】【万華鏡】奥村愛子

2004年のミニアルバム【蝶】と2005年のアルバム【万華鏡】です。
この奥村愛子には2004年頃はまってインディーズシングル【いっさいがっさい】とメジャーデビューミニアルバム
【いっさいがっさい】をかなりヘビーローテーションしました。で、最近久しぶりに聞いたら再度はまりました。
図書館にこの2枚のCDがあったので借りてみました。

「昭和ノスタルジー○○おしゃれ歌謡」との謳い文句がついています。
○○の部分は【蝶】が「ドキドキ」、【万華鏡】が「ごちゃまぜキラキラ」です。
大編成のビッグバンドを従え、迫力とキュートさを兼ね備えた歌声と抜群の歌唱力が魅力です。

【蝶】
1. 蝶
2. 今日からふたりで 
3. ダンスフロアでもう一度
4. 波と風と月と星と
5. As Time Goes By
6. サンクスフォー


2004年6月23日発売
奥村愛子 蝶

タイトルトラックの「蝶」は私には馴染みのある曲です。けっこう良いでしょ?
この中では4曲目の「波と風と月と星と」の出だしがキャッチーでかっこ良すぎです。

【万華鏡】
1:いっさいがっさい(密命ヴァージョン)
2:万華鏡
3:冬の光
4:宝石
5:フリージア
6:蝶
7:いろのない日記帳
8:捨てられ上手(穏やかMix)
9:わたしはずるい(爽やかMix)
10:東京から
11:紙の舟
12:明日からふたりは


2005年2月23日発売








最初のフルアルバムです。1、6~9はこれまでに聞いたことのある曲ですが、いい選択をしています。
新しい曲は必ずしもビッグバンドを従えているというわけでもなくちょっと違ったテイストです。
まだ聞き込んでないのですが結構くせになりそうな予感がしています。


このあと、つんくプロデュースでドラマの主題歌を歌ったり、活動休止したり、フリーで活動再開したり、
色々と紆余曲折あったようですが今はコロムビアアーティストマネジメント(株)に所属し、今年の2月には
全国版のアルバム「ラヴマッチ」を発売しました。
頑張って欲しいような、あまりメジャーにはなって欲しくないような微妙な心境です(笑)


んっ、↑記事の体裁がどこかで見たことがあるような…(^_^;)
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