浦沢直樹_『Happy!』

「浦沢直樹_Happy!」(全23巻)を読了しました。→読書リスト
両親と死別し、幼い弟妹の世話をする高校3年生、海野幸はある日、事業に失敗し蒸発した兄の借金2億5000万円を背負うことになってしまう。そこで高校に退学届を提出しプロテニスプレイヤーとなることを決意するが、日本プロテニス界の有力者、鳳財閥会長の鳳唄子にテニス界からの永久追放を通告されてしまう。

「Happy!」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)より引用
あの有名な「YAWARA!」に続いて1994~1999年に『ビッグコミックスピリッツ』に連載されたテニス漫画です。
今年の6月頃読み始めたのですが、図書館に1セットしかなく予約が競合してしまってやっと読み終えました。

『明るく可愛い幸が借金返済のためにプロテニスプレイヤーの道を歩むが、そこには様々な障害が…』
という、スポ根もの定番の展開ではありますが…

タイトルの「Happy!」とは裏腹に主人公の「幸」は次々と不幸に襲われます。住む家を失ったり、悪徳金融業者に騙されたり、卑怯者と後ろ指さされたり、バーゲンでカーディガンを横取りされたり…
頑張って結果を出しても一部の理解者以外には認められません。次から次へと襲い掛かる危機は実にハラハラとさせ、そんな中でも健気に明るい幸の姿は本当に応援したくなります。

キャラクターで一番個性的なのはライバルの「竜ヶ崎蝶子」です。人気、実力、そして財力を兼ね備えたプロテニスプレイヤーなのですが、かなり悪辣なヒールです。可愛くて優しくて天然ボケな幸に対して、陰険でエゲツナイ(でも外面は良い)蝶子との対照が際立ちます。最後まで決して「良い人」にはならない所も気に入っています。
ま、それなりに可愛い部分もありますが(笑)

終盤はテニスの試合と並行してスリリングな事態が展開し、ハラハラ度が急加速します。
そして最後は円満にハッピーエンドを迎え、カーディガンも取り戻します。
バッドエンドが嫌いじゃない私ですが、この漫画ばかりはこれで良かったと思いました(笑)
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スティーヴン・キング_『ダーク・タワーⅥ スザンナの歌』

「スティーヴン・キング_ダーク・タワーⅥ スザンナの歌」を読了しました。→読書リスト
狼はカーラの人々の協力を得てローランドのカ・テットにより犠牲を出しながらも撃退された。
勝利の余韻も覚めやらぬ中、妖魔の子を宿したスザンナ(マイア)は異世界に転移してしまう。
ローランドたちは彼女を追ってあてどもなく異世界に旅立つ。
今回はローランドのカ・テットはバラバラになりそれぞれ独自の目的を担わされた形です。
次巻を読むときに便利なようにあらすじをごく簡単にまとめました。

以下 ネタバレ注意

・スザンナ(マイア)は1999年のニューヨークへ。
スザンナとマイアは対立しながらも奇妙な共生関係を築く。結局マイアの意思(揺れているが)によってクリムゾン・キングの手に落ちるが、スザンナはいくつかの手がかりをカ・テットのために残した。
そして赤ん坊、モルドレッドを産み落とす。

・ローランドとエディは1977年のメイン州へ。
マイアの裏切り(?)により襲撃を受けるがそれをジョン・カラムの援助で切り抜ける。カルヴィン・タワーに会い、
薔薇の土地を買い取る。作者スティーヴン・キングに会い、ダーク・タワーを思い出させ執筆を促す。
そして今度は〈予期せぬ訪問者〉の謎を追う。

・ジェイクとキャラハンとオイは1999年のニューヨークへ。
この2人と1匹は今回は出番が少なく、たいした動きは無い。
しかし次巻では、スザンナとモルドレッドそして作者スティーヴン・キングを救う使命があると予想される。



なんとスザンナが宿していたのはローランドの子でした。この荒業には驚きました。その子 モルドレッドは物語にとって最も重要な要素になりそうです。ローランドは何かというと「父」の重要性を口にしますから、この世界では父子の関係というのは大きな意味を持っているのでしょう。クリムゾン・キングは対ローランドの切り札として用意したようですが、諸刃の剣にもなりそうな感じです。

もう一つの焦点が作者であるスティーヴン・キングの生死です。この時点(1999年)で作者が死んでしまってはダーク・タワーは完結できないのだから(現実の)事故の現場で彼を助けなければなりません。小説自体が物語の小道具として使われているので、現実と虚構の区別が非常に曖昧です。ローランドたちとスティーヴン・キングが会うときに周囲にある「木々が形作る顔と影」とは読者の事のようで私たちも物語に巻き込まれた気分になります。
こういう手法は「リング」や「MM9」でも使われていますが、それらより1枚上手のようです。別に演出ではなくて(現実の)スティーヴン・キング自身も(そして私たちも)ダークタワーの登場人物にすぎないのかもしれませんが…

ジョン・カラム、トルーディ、マッツ、ハリガン牧師、などのちょっと個性のある脇役たちはキングのほかの作品の登場人物なのでしょうか?キングの作品はけっこう読んでいますが登場人物の名前までは覚えていません(^_^;)
クージョ(犬)やクリスティーン(車)は出てこないんでしょうか?(笑)

いよいよ残り1巻(とはいえ3分冊ですが)になりました。話も収束しそうな感じでスピード感が増してきました。
一気に行きたい気もしますがもったいないので(笑)ローテーションを守ることにします。

電子レンジ


一人暮らしの友、電子レンジが壊れてしまいました(>_<)

今朝、牛乳を温めようとポンとスイッチを入れ、いつもどおりブ~ンと動き出しました。
ピーっと出来上がり、いざ飲もうと思ったら「つ、冷たい!」
全く温まっていないのです!!

取説の「故障かな?」をみましたが当てはまるものはありません。
何回もやってみましたがやはりダメです。
トーストに便利なオーブン機能は正常に機能しています。

修理を依頼すると結局高くつきそうですし、素人が直すのは危険です。
買ってから6年ぐらいなので壊れるのにはちょっと早い気がしますが、
電子レンジは無くてはならない必需品なので早々にネット通販で注文しました。

最近何かと物入りなのでこういう予期せぬ出費は痛いです(T_T)

ギャオのアニメ


しばらく記事にしていませんでしたが、ギャオはアニメを中心によく見ています。
アニメ番組は気楽に見られるし、時間も短いので良いんですよね~
最近見ている(見ていた)アニメの感想をざっと記します。

【アタックNo.1】
1969年の作品 全104話 現在第73,74話配信中
http://www.gyao.jp/showa/
↑下の方です。

巨人の星に対抗する(?)女の子版スポ根のスタンダード。
この中では一押しです。ボーイフレンドがあっさり死んだり、拉致されて筋電図をとられたり、などなどストーリー展開にはかなり無理がありますがとっても面白い。ブルマー姿も…(笑) 大沼キャプテンが好きだったのですが引退しちゃいました(T_T) 真木村さん(セッター)の目が青いのが気になります。

【ヤッターマン】
1977年の作品 全108話 現在第85,86話配信中
http://www.gyao.jp/anime/yatterman/

今もやっている伝説的アニメのオリジナル版です。
徹底したナンセンス&(狙った)マンネリが肝ですね~ ドロンジョとアイちゃんがけっこう色っぽい(笑)

【キャシャーンSins】
2008年の作品 地上波並行配信 現在第4話配信中
http://www.gyao.jp/anime/casshern_sins/

かつて放送されたキャシャーン(1973)のリメイク作品。
オリジナルのキャシャーン以上に重厚で陰鬱な作りになっています。
曲がりなりにも正義の味方だったオリジナルと違い、このキャシャーンは滅びの元凶のようです。
で、自分の存在を呪うのがアムロの声の古谷徹氏なのです。

【機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン】
2008年の作品 地上波並行配信 現在第4話配信中
http://www.gyao.jp/anime/gundam00_2nd/

ファーストシーズンの4年後のお話。
またしてもソレスタルビーイングがガンダムで世界を引っ掻き回します(笑) メインキャラは4年分年をとったり、とらなかったり、生き返ったり(?)しています。武力による戦争根絶は無理っぽいですね~



以下はすでに配信終了した番組ですm(_ _)m

【鉄腕バーディー DECODE】
2008年の作品 全13話
http://www.birdy-tv.com/

可愛い女の子の姿をしながら凄い能力を持つ宇宙連邦捜査官バーディーが主人公のSFアニメです。
誤って殺してしまった地球人のツトムの心を宿して危険物リュンカを追います。
現在も連載中のゆうきまさみ氏の漫画をベースにしたオリジナルストーリーです。
とっても良く出来た今風のアニメです。ゆうきまさみ氏原作なので変にキャラ重視でもなくストーリーもちゃんとしています。まぁ、SFとしてはありきたりといえばありきたりですが十分楽しめました。続編もありそうでちょっと楽しみです。

【鋼の錬金術師】
2003年の作品 全51話
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/hagaren/

これも漫画のアニメ化。エドとアルの錬金術師兄弟が失ったものを取り戻すために賢者の石を探します。
名前だけは知っていました。もっと地味な錬金術を想像していたのですが(乳鉢とか乳棒が出てくるような)、ほとんど魔法といって良いものでアクション色の強い作品です。科学の代わりに錬金術が発達した世界観はなかなかファンタジーしています。SFチックな結末ですがやや消化不良に感じました。
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