ニュートン2010-6 生物多様性

【NEWTON SPECIAL】
生物多様性とは何か?
地球の未来を考えるために知っておくべき重要ワード
大串隆之/金子信博/樋口広芳
地球上には,1000万種をこえるともいわれる生物が暮らしている。
多様な生物が生態系を支え,自然の恵みをもたらすしくみを紹介しよう。

・サハラ 水と緑の記憶
悠久の歴史をきざむ砂の大地
写真・文 野町和嘉

・金星大気の謎をとけ!
日本初の金星探査機「あかつき」の打ち上げがせまる
協力 中村正人

・世界初! 宇宙の帆船ソーラーセイル実現へ
実験機IKAROSがまもなく打ち上げ
協力 川口淳一郎/森 治/津田雄一/船瀬 龍/佐伯孝尚

・自然界にひそむ無理数「黄金数φ」
数に宿る“美しさ”と不思議にせまる
協力 木村俊一 

・邪馬台国は纒向遺跡で決定か?
卑弥呼の宮殿の可能性がある大型建物跡発見!
協力 寺澤 薫

・3Dテレビがやってきた!
最高画質の立体像を,毎秒120コマのフルハイビジョンでつくる
協力 羽倉弘之
科学雑誌「Newton」バックナンバー →http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index2.html

ニュートン2010-6を読みました。

【特集 生物多様性】
テーマと深い関係はないのですが一番インパクトがあったのは透明ガエルの写真でした。
どういう進化の過程でこんな風になったのだろう?透明であることによるメリットはなにかあるのだろうか?
と疑問は尽きません。
ニュートン掲載と同じ写真がこちらで見られます。⇒http://news4vip.livedoor.biz/archives/51472757.html

火山噴火などで破壊された生物環境は時間がかかりますが回復します。しかし、最大の環境破壊は私たちが暮らす都市そのものです。ヒトの巣とも言える都市はその規模や強靭な素材からして例えヒトが絶滅しても非常に長い間残ることでしょう。

「たった一本の道が、生態系を分断する“壁”になる」というのはちょっと大げさだと思っていましたが、ガラパゴス島の写真をみるとあながち間違ってないと考え直しました。ゾウガメにとっては数十センチの段差でも越えるに越えられない壁なのです。

「もし全人類が現在の発展途上国のように資源を消費した場合には、資源の消費量は、地球の生産量を下まわる。」という希望が持てる記述もありました。ただし、これは我々先進国の住人にとって単に生活の質の低下のみならず、衛生、健康など生命の保持にも影響を及ぼすことを念頭に置かなければなりません。この場合、大量生産大量消費を前提にした現在の経済システムはもちろん崩壊します。

生物が35億年もの長い間全滅せずにいられたのはその多様性によるところが大きいそうです。登場してからたった200万年の新参者のヒトがその短い歴史のなかでもごく最近のこの数十年間で激しく影響を与えてバランスを崩しています。本来は裸のサルであるヒトの存在意義を考えさせる特集でした。

【世界初! 宇宙の帆船ソーラーセイル実現へ】
光の圧力で進むという宇宙帆船IKAROSの外観はまるでひし形の凧のようです。その200平方メートルの帆で受ける太陽光で得られる力はたったの0.2g重とのこと… IKAROS自体の重さは300kgもあるのでちゃんと進むのか心配になってしまいますが、そこは重力や空気抵抗のない宇宙空間なのできっと大丈夫なのでしょう。

7月26日透明ガエルの画像を追加


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骨で聞くラジオ


「ニュートン2010-3」に載っていた「骨で聞くラジオ」の実験をやってみました。
詳細は日本ガイシのサイトを参照ください⇒http://www.ngk.co.jp/site/no151/content.htm

必要なもの(写真・上)は大体手元にあったので工作用モーターだけ購入しました。

実はこれに意外と手間取りました。最初、実家に帰った折に昔行きつけだった模型店で買おうと思っていました。3,4年前に一回行ったことがあったのですが、見当たらない… あとで調べたら2007年10月に閉店したとのことで、ちょっと寂しく思いました。結局、今住んでいるところに近い模型店を探して購入しました。「マブチモーターFA130」147円也。自動車模型のモーターライズ用に使う一番スタンダードなやつです。30年以上前と全く同じものが殆ど同じ値段で買えるのは驚きです。

で、やってみましたが、音はかなり小さいです。静かな真夜中に実験したのですがパソコン用の冷え冷えクーラーのファンの音さえ邪魔になるほどです。ボリュームを最大にしてこめかみに押し当てても辛うじて聞き取れるくらいです。また、体に接触させなくてもモーター自体からかすかに音が聞こえ、骨伝導の実験になりません。

試行錯誤の末、耳の後ろの骨に押し当てると比較的大きく聞こえることがわかりました(写真・左下)。
この場所で浮かせると聞こえなくなるので骨で聞こえるのが実感できます。

「割りばしにキリで穴をあけ、モーターの軸を差し込み、それを咥える」と良く聞こえました(写真・右下)。
耳以外から音が聞こえるのはちょっと新鮮です。

「音源はにぎやかな音楽などが適しています。」ということで「セント・トーマス/ソニー・ロリンズ」(サキソフォン・コロッサスより)を使用しました。これは以前藤中さんにご紹介いただいたCDを図書館で借りてMDに録音したものです。

横溝正史_『獄門島』

「横溝正史_獄門島」(A)を読了しました。
金田一耕助は病死した戦友の鬼頭千万太の頼みで彼の故郷である獄門島を訪れる。
死の間際、千万太は「…妹たちが殺される…」と言い残していた。
いつもお世話になっている藤中さんのベスト小説のひとつということで読むことにしました。横溝正史は私が子供のころ映画ブームがありました。テレビでも再三やっていましたがちゃんと見た記憶はありません。小説も少年向けの「金色の魔術師」と「三つ首塔」くらいしか読んだことがありません。勝手に暗いイメージを抱いていたのですが、意外とエンターテインメントでサスペンスに富んでいてかなり楽しめました。

本鬼頭の座敷牢に幽閉される当主の与三松、その娘で美しくも妖しい三姉妹、分鬼頭の美しい後妻 志保、分鬼頭に居候する美少年 鵜飼、などなどいかにも怪しい人物が登場します。その一方で駐在の清水、床屋の清公、典座の了沢、漁師の竹蔵、などは田舎ならではの素朴な人たちで好感が持てます。これらの人々や風景の描写が物語全体の不気味でいて反面のどかな、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

遺体発見シーンの凄惨さはとても鮮やかで印象に残ります。特に最初の「梅の枝から逆さ吊り」はなかなか強烈です。次に何が起こるのか金田一耕助や読者には予想できるにもかかわらず防ぐことができない焦燥感もいい感じです。外部からの侵入者や、未帰還の当主の甥の存在も緊張感を高めます。最終的な謎の解明の様子もしっかりと描写される納得のいくものです。他の本格推理ではこの部分が「名探偵のひらめき」的な根拠のないもので不満に感じることが多いのですがそこがクリアされています。犯行の動機は少々弱い気もしますが「そろいすぎたよ、条件が…」というある人物の言葉で一応納得できます。もっとも金田一耕助が事件を防ぐことができなかった上に原因にすらなっているというのは皮肉ですが…

作品の問題ではないのですが … 事件の重要なキーワードを読む前にネットで知ってしまったのが大変残念でした。これを知っていたので私には途中で真犯人の目安がついてしまい、面白さが半減したかもしれません。ミステリーを読むときにはネット情報に注意が必要だと痛感しました(>_<)

この小説は「日本探偵小説全集(9)横溝正史集」で読みました。残りの5編は近々読む予定です。

山本弘_『MM9―invasion―』 第3回まで

東京創元社の『Webミステリーズ!』で連載中の山本弘_『MM9―invasion―』を第3回まで読みました。
『MM9―invasion―』 → http://www.webmysteries.jp/special/yamamoto1002-1.html

舞台は前作「MM9」の6年後、前作で登場した女性物理学者の息子(高校生)が主人公です。
invasionの副題通り、宇宙からの侵略がテーマで宇宙人や宇宙怪獣が登場します。

話の焦点は前作のヒロイン(?)のヒメですが、今回は15歳程度の外観ということで実際に登場したらなかなか良い感じかもしれません(笑) ラブコメ調の展開、必要以上の秋葉原の描写など作者の趣味がさく裂しています。
自動車にアニメキャラをペイントした「痛車」は知っていましたが「痛戦車」「痛空母」があるとは(模型ですが)知りませんでした。

2カ月に1回の連載で第3回まで読みましたが、話はまだプロローグの段階です。
終了までどの位かかるのでしょうか?

ところで前作「MM9」がテレビドラマ化されるようです。
正義の味方や最後の怪獣は原作では○○の女性なのですが、その辺はどうするんでしょうか?(笑)
MM9 MBS内番組ページ⇒http://www.mbs.jp/mm9/

2010年6月の鑑賞メーター

観た本数:7本
観た時間:729分

■逃亡者 [DVD]
意外とアクションで迫力があった。その分ストーリーは大雑把かな。ハリソン・フォードより、トミー・リー・ジョーンズの方が存在感があった。
鑑賞日:06月03日 監督:アンドリュー・デイビス
http://video.akahoshitakuya.com/v/B001525JEY

■ブラブラバンバン [DVD]
時間の制約があるのでストーリーが適当なのは仕方ないが… 演奏の映像がかなりひどい、ラストも指揮者が歌うのってどうよ?? 芹生役の安良城紅は高校生にしてはスレすぎで好きになれない。坊主頭の八田正一役の足立理は個性があって良かった。梨花役の徳永えりは可愛いかった。
鑑賞日:06月07日 監督:草野陽花
http://video.akahoshitakuya.com/v/B0017YZOOA

■カペタ
Gyaoで第13~最終52話まで視聴。面白かった~ 優勝シーンでは思わず涙ぐんじゃった(笑) 途中からだったのが悔やまれる。Fステの部分は展開が急ぎぎみだった。最後に源とカートで勝負するのが良かった。
鑑賞日:06月14日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/v/B000KF0T0G

■ラスト・ボーイスカウト [DVD]
悪党の動機が弱い。アメフト賭博合法化のどこが悪いって気もするし… なんかアクションのために物語があるって感じ。ブルース・ウィリスが自分の娘に銃口を突き付けるシーンが印象的だった。トラウマ残るって(笑) 相棒の元アメフト選手とウィリスの娘は良い味出していた。
鑑賞日:06月17日 監督:トニー・スコット
http://video.akahoshitakuya.com/v/B00005HC7Q

■犬死にせしもの
真田博之と安田成美の関係の描写が足りないので「この女一人に大騒ぎするのは納得いかない」感じがする。そのため主人公側(真田広之、佐藤浩一)にあまり共感できない。敵役の蟹江敬三の方が存在感が大きく主役を喰っている印象を受ける。今井美樹の役柄は中途半端。脇役の堀弘一、吉行和子、木之元亮はなかなか良い味出している。
鑑賞日:06月22日 監督:井筒和幸
http://video.akahoshitakuya.com/v/B000060NFB

■ゴーストシップ 特別版 [DVD]
ERの看護婦長キャロル役のジュリアナ・マルグリーズが主演。冒頭のワイヤー殺戮シーンが一番ショッキングだった。あとは普通の家ものホラーかな。黒幕の正体は少しだけ意外だった。エンディングの後味の悪さは好き(笑)
鑑賞日:06月25日 監督:スティーブ・ベック
http://video.akahoshitakuya.com/v/B000099UBL

■ワイルド・ワイルド・ウエスト 特別版 [DVD]
ウエスタンお馬鹿SFXアクション。ストーリーは勧善懲悪的で単純だけど十分楽しめた。ラジー賞受賞作だけあって馬鹿らしさ下品さは折り紙つき。特に「生首映写機」と「ラストでウエストがつかまるもの」はなかなか悪趣味で好き。巨大タランチュラと4足車椅子は格好良い。
鑑賞日:06月30日 監督:バリー・ソネンフェルド
http://video.akahoshitakuya.com/v/B00005HC8I
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