R・R・マキャモン_『ナイト・ボート』

「ロバート・R. マキャモン_ナイト・ボート」(A-)を読了しました。→読書リスト
カリブ海コキーナ島でホテルを経営するムーアはダイビングで潜った海底に奇妙な筒状のものを発見する。掘り出そうとしているうちに戦争中の不発爆雷が爆発しムーアは命からがら脱出する。浮上した海上には巨大な船が浮かんでいた。さっきの筒は潜水艦の潜望鏡だったのだ。
タイトルからなんとなく手漕ぎボートをイメージしていたのですがドイツ軍潜水艦のUボートの事でした。
プチ軍事マニアとしては大好物の素材です(笑)

40年も前に沈んだ潜水艦がちょっとしたきっかけで浮かび上がるっていうのがまず妖しいです。引き続いて起こる事故、そして殺人事件と不吉な空気が漂います。舞台がカリブ海ということもあってブードゥー教絡みもあり、予想通り「やつら」が登場し、おぞましいけど、まぁ定番の展開となります。

と思いつつ読んでいると、やつらはとんでもないことを企てていることがわかります。そう言えば妙にそんな記述があったし、知性のあるゾンビというのは珍しく、その後の展開に期待を持たせます。「魚雷は? 88ミリ砲は? もしかして米軍と?」などなど。

訳ありの主人公、島の警察署長、潜水艦を調査しに来た女性学者、原住民の族長、などがやつらの意図を阻止しようと決死の行動を起こします。が、決着は割合にあっさりしたものでした。いや、アクションシーンはそれなりに迫力があるのですが、それまでの展開からして私の期待が過剰に過ぎたのかもしれません(笑) 主要人物ややつらが結局どうなったがもはっきりとは描かれないのも少々もやもやした感じです。

やつらについては唯一の生存者の存在は描かれますが、基本的には悪者扱いってのは少々納得がいかないところです。確かに島民の恨みを買ってしまっているのですが、それは戦争ですし、一番の被害者はやつらであるとも思えます。その辺をもっと描くとか、(米軍に一杯食わすとか)格好いい見せ場があっても良いような気がしました。プチ軍事マニアの習性としてどうしてもドイツびいきになってしまいます(^_^;)

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)
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ニュートン2011-5 音と光のサイエンス

【NEWTON SPECIAL】
「波」で考えるとよくわかる 音と光のサイエンス
中村健太郎
音と光は,反射したり,まわりこんだりと実はよく似たふるまいをする。
それはどちらも「波の性質」をもつためだ。
身近な現象から,音と光にひそむ「波のふるまい」をみていこう。

・特報 東日本を襲った未曾有の大震災
想定外の大津波が太平洋沿岸をのみこんだ
編集部
・Cosmic Wonder 暗闇に現れる宇宙の光彩
スピッツァー宇宙望遠鏡がみた星の生死の物語
協力 田村元秀 画像 NASA
・Newton第2特集 解けそうで解けない問題
計算時間が宇宙の年齢をこえる厄介な難題たち
協力 西野哲朗
・Nature View コウモリ,森に集う
アフリカを大移動する800万頭のストローオオコウモリ
写真・文 Kieran Dodds/Panos/ユニフォトプレス
・Nature View 写真でめぐる日本の特別天然記念物
第6回(最終回) 鹿児島・沖縄の動植物と地質・鉱物,天然保護区
協力 伊澤雅子/樋口広芳/蒔田明史/山田文雄
・シリーズ. がん治療最前線 第1回 痛みや辛さを克服する最先端治療
小さな穴からがんを切り取る「体腔鏡手術」,がんのみを殺傷する「粒子線治療」とは?
監修 嘉山孝正 協力 伊丹 純/斎藤 豊/森谷皓
・学問の歩きオロジー 万能の天才 平賀源内(6)
─源内ふたたび長崎へゆく
水谷 仁
科学雑誌「Newton」バックナンバー →http://www.newtonpress.co.jp/science/newton/index2.html

ニュートン2011-5 を読みました。

【特集 音と光のサイエンス】
音も光も波動なので2009年1月号と重なる部分が多くなっています。非常に身近な題材なのでこれまでもたびたび登場しているのかもしれませんね(笑)

可視光や、X線、電波などは波長の違いによって名前が違いますが電磁波というものの仲間です。このこと自体は知っていましたが電波が可視光より波長が長いということを改めて認識しました。目に見える分身近な光の方が電波より波長が短く(=振動数が大きい)スペシャル感がある(そんなことはないけどw)のがちょっと意外だと思っちゃいました(笑)

音や光は波動であるという理由で共通する特殊な性質を持っています。そのうちいくつかは直感的には分かりにくいので興味深く読みました。
・「屈折」は音や光が条件によって曲がる現象です。夜になると遠くの音が聞こえやすくなる、夏の暑い日に逃げ水が発生する、などが屈折で説明できます。
・「回折」は音や光(電磁波)が障害物を回り込んでいく現象です。声や電波は障害物を回り込んで届くが可視光は障害物に阻まれる、は回折で説明できます。
・「共鳴」は物体には固有振動数があり、その振動を与えると激しく振動することです。近年の建築物は考慮されて設計されているのですが昔は共鳴で倒壊したものもありました。1940年に崩壊したアメリカのタコマナローズ橋崩壊の動画をYou Tubeで発見しました。なかなか凄い映像ですよ。
 You Tube Tacoma Bridge→こちら 

音と光についてインターネットで調べていたら「NHK高校講座」のホームページを発見しました。このページでは番組の内容を丸ごと無料で(受信料を払わなくてもw)見ることができます。物理の波動の初回を見ましたがなかなか面白いです。興味のある分野のおさらいとして大人が見るのもアリ、ですよね?(笑)
 NHK高校講座ホームページ→こちら

【解けそうで解けない問題】
「ナップザック問題」「3彩色問題」「巡回セールスマン問題」など一見簡単そうなのにいざ実用に即した形で解こうとすると急に難しくなる問題を紹介しています。

基本の問題はどこが問題なのかわからないくらい簡単なのにその要素を増やすとコンピュータでも太刀打ちできないほどの難問になっていくというのが面白いところです。中学の時に勉強した素因数分解も解けない問題のひとつだそうで、それを利用してネットショッピングの安全性を確保しているそうです。これを解く方法も開発中だというけど、それはそれで困ったことにもなるんで痛し痒しってとこでしょうか?(笑)

2011年6月の鑑賞メーター

観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:872分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130

http://ecx.images-amazon.com/images/I/516g3BB%2BvhL._SL75_.jpgザ・ムーン スペシャル・エディション [DVD]
アポロ計画を描くドキュメント。宇宙飛行士へのインタビューと当時の映像での説明はわかりやすく、感動的でさえある。もう少し技術的な描写もあると良かった。終盤にやっきになって「月着陸なんてなかった」という陰謀論を否定するのは却って不自然に感じた。アポロ計画がベトナム戦争と並行して進められていたというのには驚いた。
鑑賞日:06月10日 監督:デイヴィッド・シントン

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51YH6YR3BDL._SL75_.jpgルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]
超有名作だけど初めて見た(^_^;) 評判通り総じて高いクオリティーでとても楽しかった。音楽の使い方などはいかにも宮崎アニメって感じ。しかし、ルパンの顔が妙に優しげだったり、不二子に毒気がなかったり、ちょっと違和感もある。次元や五右衛門の出番が少ないのはやや残念。
鑑賞日:06月21日 監督:

http://ecx.images-amazon.com/images/I/21Q6NMZNYGL._SL75_.jpgワイルドアームズTV DVD BOX
全22話視聴。私が好きなRPGのアニメ化作品。ファルガイアという舞台を共有しているが全くの別物。西部劇風の世界観を上手くアニメ化している。オリジナルのストーリーもまぁまぁ良い。一部キャラクター名のゲームからの流用がゲームファンには微妙にツボ。ラギュ・オ・ラギュラは出てこないのね(笑)
鑑賞日:06月29日 監督:

その他、見ている途中のシリーズもの
「あしたのジョー」 「ケロロ軍曹」 「青の祓魔師」 「超人バロムワン」 「精霊の守り人」

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