ニュートン 2012-7 素粒子の世界

【NEWTON SPECIAL】
素粒子の世界
自然界の根源であり,宇宙誕生のなぞの解明にもつながる
監修 村山 斉
協力 浅井祥仁/ロルフ・ホイヤー/ファビオラ・ジアノッティ/中田達也/堀 正樹/増渕達也/中村浩二/津野総司

・COSMIC WONDER
国際宇宙ステーションから 見た地球
宇宙飛行士が撮影した地球ベストショット
協力・画像 JAXA 画像 NASA

・NATURE VIEW
海辺につどうペンギンたち
一大繁殖地・フォークランド諸島のくらし
写真・文 福田幸広

・シリーズ. フラワーサイエンス 後編
花に季節がなぜわかる
70年かけて発見された「フロリゲン」とは?
花がすぐにしおれてしまうのはなぜ?
協力 島本 功/田岡健一郎/後藤弘爾/市村一雄

・シリーズ. 首都圏巨大地震 第1回
徹底検証 首都を襲う震度7の揺れ
100万棟をこえる老朽木造家屋の倒壊,沿岸部の液状化,電車の脱線はさけられない
協力 河田惠昭/梶原浩一/永瀬和彦

・パレオントグラフィ
植物食恐竜の反撃 
ステゴサウルスvs.アロサウルス
協力 小林快次/斎木健一
科学雑誌「Newton」バックナンバー →http://www.newtonpress.co.jp/newton/back/bk_2012/bk_201207.html

ニュートン2012-7 を読みました。

【特集 素粒子の世界】
〈PART1 "物質の素粒子"の仲間〉
物質を細かく砕いていき「それ以上、分けられない最小の粒」が素粒子である。
あらゆる物質は原子からできている。
原子は「電子」と原子核からできている。電子は素粒子。
原子核は陽子と中性子からできている。
陽子と中性子は「アップクォーク」と「ダウンクォーク」の組み合わせで出来ている。アップクォークとダウンクォークは素粒子。

と、ここまでは理解できます。が、この後はよくわからないことばかりでした。

・クォークの質量について
クォーク1個の質量は、例えばアップクォーク (u) は電子の10倍、ダウンクォーク (d) は20倍程度だが、これらが集まると質量は普通とは違った結果になる。例えば、
uudの組み合わせは陽子を構成するが、質量は10+10+20=40とはならず電子の1836倍程度
uddでは中性子だが、10+20+20=50とはならず1839倍程度
-Wikipediaより引用-
ということです。これは「カイラル対称性の破れ」に起因するとのことですが、なんのことやら。。。
・加速器実験
粒子を高速で衝突させて新たな粒子を生成するのですが「軽自動車が高速で衝突すると、トラックや戦車が出てくるようなものです」ということで、普通では考えられないような現象のようです。そもそも新たな素粒子が「作られる」っていうのは素粒子の定義に反しているような気がするのですが???
・電子の仲間、クォークの仲間
電子の仲間にはニュートリノ、タウ粒子など6種類、クォークの仲間にはチャームクォーク、トップクォークなど6種類あります。が、電子、アップクォーク、ダウンクォーク以外の素粒子がどういう働きをするのか私にはよくわかりません。
・反粒子
さらに電子やクォークの仲間には電荷が反対の反粒子が存在します。そして粒子と反粒子が出会うと膨大なエネルギーを発生して消滅するとのこと。SF作品などでは反物質爆弾とか物騒なものですが、電子の反粒子である陽電子はすでに医療機器で実用されているとか。。。

〈PART2 "力の素粒子"の仲間〉
自然界にある根源的な力は、電気磁気力、重力、強い力、弱い力、の4つです。
日常体験する身近な力のうち重力以外は全て電気磁気力によるものだそうです。例えば、バットでボールを打つ力、タンスと床の間の摩擦力、などもおおもとは電子間の光子の受け渡しにより発生する電気磁気力なのです。
重力は一般相対性理論に深く関係し、強い力、弱い力は素粒子レベルでしかあらわれてきません。
これらの4つの力を1つの同じ法則で説明することが究極の目標だということです。

〈PART3 素粒子物理学最前線〉
・ヒッグス粒子
質量を生み出す源となるのがヒッグス粒子で、加速器実験でその存在の有無の結論を出そうとしているということだそうです。ヒッグス粒子は宇宙空間のあらゆる場所に満ちているということで昔でいうエーテルのようなイメージですが、それも違うようでこれも私にはよくわかりません。また、質量を生み出す源だというのにそれ自身非常に質量が大きいとか。。。(^_^;)
・ダークマター
ダークマターとは光などの電磁波では観測できないが重力は及ぼす物質ということのようです。で、その正体の候補が「超対称性粒子」というここまでで出てきた素粒子のまた別のバージョンだということ。各粒子と「スピン」が異なるということなのですが、そのスピンとはなんなのかはさっぱりわかりません。

〈PART4 最前線特別レポート〉
山手線の大きさに匹敵する1周26.7kmの大型加速器LHCや、計画中の次世代加速器ILCの紹介、実験の代表者へのインタビューなどです。非常に莫大な資金、人的資源が研究に投じられているのがわかります。宇宙の根源を探る研究はなかなか興味深いのですが、これが何の役に立つのか私には想像がつきません(^_^;)



【パレオントグラフィ 植物食恐竜の反撃 ステゴサウルスvs.アロサウルス】
両方ともメジャーな恐竜ですが、それぞれ今回初めて知ったことがありました。
・ステゴサウルスの背中の剣板はクッキーに例えられるほどもろいとのこと。
この部分はゴジラのデザインの元にもなっていて、この恐竜の一番の特徴でもあるのに、なんかトホホ…です。
・アロサウルスのあごの力はティラノサウルスの数十分の一しかなかったとのこと。
大きさではティラノサウルスに敵わないものの次に有名な代表的肉食恐竜なのに、こちらもトホホ…な感じです。
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山崎永幸_『共犯者』

「山崎永幸_共犯者」(A-)を読了しました。→読書リスト
埼玉愛犬家連続殺人事件。犯人がなかなか挙がらなかったことには、深いワケがある。死体が絶対に現れない方法をあの男があみ出したからだ。

裏表紙より
先日見た映画「冷たい熱帯魚」の元ネタということで読んでみました。

1993年に発生した「埼玉愛犬家連続殺人事件」を共犯者『山崎』の視点から描いたものです。この事件は主犯『関根』が「ボディを透明にする」と呼んだ残虐な遺体の処理方法が衝撃的な4件の連続殺人です。関根の言葉によるとボディを透明にされた被害者は実に35人にも及ぶということです。

内容は凄惨の一語です。先に映画を見ていたので今回は衝撃は少なかったものの、このような残虐な行為を人が行い得るということはやはり驚きです。ただ、関根の言う「戦争中ならば殺したら殺しただけ誉められる。それなのに戦争がない時に人を殺せば逮捕されちゃう。」という言葉には真実が含まれているとも思いますが…

映画化に際し多くの点が変更されています。以下映画と本書との変更点、共通点を中心に書き連ねます。

舞台がドッグブリーダーから熱帯魚店に変更されています。内容が内容だけに、映像化する上でドッグブリーダーが舞台だとちょっと生々しい感じがするのでその辺の配慮だと推察します。

大きく違うのは共犯者の性格です。映画では吹越満演じる共犯者は小心者の一般市民で、でんでん演じる主犯に弱みを握られ操られるという役柄です。しかし、本書の山崎は描写の端々に堅気ではない気配があります。子供の安全をネタに脅しをかけられはしますが、元々が儲け話に誘われて関根に接近していますし、逮捕後の警官や検事に対する態度も普通じゃありません。映画では共犯者に同情することもありましたが山崎については自業自得という感が強いです。まぁ「善良な市民は実際には関根のような人物に出会う危険は少ない」と安心できるとも言えますが(笑)

主犯の描写は本書と映画とほぼ完全に一致しています。本を読んでいても関根が登場する場面ではどうしてもでんでんが頭に浮かびます。映画での主犯の台詞はこの本の関根の言葉をそのまま使っているものが多くいずれも印象的です。舞台設定、共犯者の性格、話の展開など本書と映画は異なる部分が多いのですが、主犯の描写が一致しているので全体としての印象は近いものになっています。

映画のDVDは手元にあるのですが面白いけれどあまりに胸糞悪いので2度と見るつもりはありませんでした。が、この本を読んで色々と確認したいことが出てきてしまいました。嫌だけど(笑)近々もう一度見てみようと思います。

この本は書名と著者名を変えて3回出版されています。
・「山崎永幸_共犯者」…本書
・「志麻永幸_愛犬家連続殺人」…文庫版、ペンネームを変更
・「蓮見圭一_悪魔を憐れむ歌」…ゴーストライターを務めたプロ作家の名義
元々は山崎氏からの聞き取りで蓮見氏がまとめた本のようです。なんか権利関係で揉めてこんなことになったようですが内容はほとんど同じだそうです。

話は変わりますがNHKの連続テレビ小説「あまちゃん」には「冷たい熱帯魚」の吹越満とでんでんが揃って出演しています。でんでんは人の良い漁協組合長役なんですが、どうも信用できません。もしかしたらユイちゃんのお母さんは透明にされちゃたんじゃ…?(笑)

表紙絵はこちら(Amazon.co.jp)

2013年6月の鑑賞メーター

観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:590分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XES88zGxL._SL75_.jpgエクスペンダブルズ [DVD]
アクションシーンは迫力があって楽しいので構えずに気楽に見るのが吉。ストーリーはかなり適当でドンパチやるための口実でしかない。豪華キャストと言うけどスタローンとジェイソン・ステイサム以外はあまり目立たない。スタローン、ブルース・ウィルス、シュワルツェネッガーの3ショットはすごいけどあまりにもオマケ的だった。
鑑賞日:06月06日 監督:シルベスター・スタローン

http://ecx.images-amazon.com/images/I/514E6DAKK9L._SL75_.jpgホーンテッドマンション 特別版 [DVD]
ディズニー作品ということでおどろおどろしさ控えめのコメディタッチ。幽霊も良い人(?)が多くて割と安心して見ていられる。ご主人様まで良い人だったのにはちょっと気が抜けたけど。。。 ちょっと正体不明の水晶玉女と歌う石像が魅力的。ところでピンチを救った炎のドラゴンはなんだったんだろう?
鑑賞日:06月11日 監督:ロブ・ミンコフ

http://ecx.images-amazon.com/images/I/61KGWRExbQL._SL75_.jpgナイト ミュージアム [DVD]
博物館の展示物が動き出すってのはありふれてる気がしてたけど楽しいファンタジーに仕上げてある。早々に起きる不思議現象、夜なのにおどろおどろしさが皆無、と安心な展開。動く展示物たちはみんな良いけど特にミニチュアのオクタヴィウスとジェドのコンビは最高! こんな博物館があったら人気出るだろうな~(笑)
鑑賞日:06月19日 監督:ショーン・レヴィ

http://ecx.images-amazon.com/images/I/511V02JEB0L._SL75_.jpgエンジェル・ハートDVD Premium BOX Vol.1 (完全限定生産)
GyaO!で第1話~第25話鑑賞。シティハンターの続編というかパラレルワールドもの。確かに絵はひどく、遼が誰だかわからなくなる場面も散見する(^_^;) ストーリーは元々荒唐無稽な話を無理にシリアス路線に持っていこうとするために無理が生じている気がする。
鑑賞日:06月27日 監督:
 
その他、見ている途中のシリーズもの
「溜池Now」 「ルドルフとイッパイアッテナ」 「内村さまぁ~ず」 「あまちゃん」
「ブラック・ジャック」 「名探偵ホームズ」 「じゃりん子チエ」 「夏目友人帳」
NHK高校講座 「生物」 「地理」

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