小川洋子_『科学の扉をノックする』

小説家の著者による第一線の科学者へのインタビュー集です。宇宙論や遺伝子などNewtonで馴染みのある分野では知ってることの方が多く、図解が少ない分わかりにくい感じです。スプリングエイト、粘菌、遺体科学など馴染みのない分野については「より深く知りたい」と思わせ、その科学者の著書を読んでみたくなりました。基本的には素人目線ですが小説家ならではの鋭い切り口も散見します。最後の阪神タイガースのトレーニングコーチへのインタビューは「著者の趣味が爆発!」って感じで他とは違う熱を感じました(笑)
 
 
目次
1章 渡部潤一と国立天文台にて―宇宙を知ることは自分を知ること
2章 堀秀道と鉱物科学研究所にて―鉱物は大地の芸術家
3章 村上和雄と山の上のホテルにて―命の源“サムシング・グレート”
4章 古宮聰とスプリングエイトにて―微小な世界を映し出す巨大な目
5章 竹内郁夫と竹内邸にて―人間味あふれる愛すべき生物、粘菌
6章 遠藤秀紀と国立科学博物館分館にて―平等に生命をいとおしむ学問“遺体科学”
7章 続木敏之と甲子園球場にて―肉体と感覚、この矛盾に挑む
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SFマガジン2010-5

 特集『クトゥルー新世紀』は過去にラヴクラフトを一冊だけ読んだことがあるのでなんとなく雰囲気はつかめました。もっともどこが「新世紀」なのかはさっぱりですが(^^;) ホームズ話に絡めた「イグザム修道院の冒険」が比較的親しみやすい感じでした。
 『怨讐星域 第14話』はノアズ・アーク号での「お嬢さんをください」話。重力や野生生物よりも先行の転送組との確執がやっぱり問題でしょう。

五代ゆう_『魔聖の迷宮』

パロ=ヴァレリウス、リギア、マリウスらの竜頭兵からの逃避行。
ヤガ=スカール、ブラン、イェライシャがヨナ、フロリーの救出を企てる。
 いよいよ「見知らぬ明日」と「パロの暗黒」に続く本格的続編の登場です。なんと言ってもブランの運命。。。いやぁ、本家顔負けのアホな(褒めてます)展開に爆笑です。「豹頭王の挑戦」に匹敵するアホさですね~。スカールのもとには懐かしい人物(?)も。
 ほとんど違和感なく読めますしストーリーのぶっ飛び具合も良い感じです。ただあとがきで「人間プリンター」を自称してしまうのは如何なものかと。
 
 

 
『8月分から読書記録手抜き。。。(^^;)』という事で、読書記録を読書メーターのまとめのコピペで月一回の更新にしようと思っていました。が、記事検索の利便性を考慮して読書メーターの感想のコピペで書籍ごとに一つの記事を作ることにしました。読書メーターの感想は文字数の制限があるのでダラダラ書かなくなるのが意外とメリットかも(笑)

D・ブラウン_『天使と悪魔』

ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに大量反物質の生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれていた―。 

裏表紙より
以前ブームになった「ダ・ヴィンチ・コード」(私は未読)のシリーズ第一作です。宗教と科学という相反する概念をまとめてサスペンス小説に仕上げてあります。

科学の象徴、究極の兵器として反物質が登場します。もっともCERNの大型加速器の描写や反物質の説明はニュートンなんかを読んでる私にとっては中途半端でなんか嘘っぽく思っちゃいました。また、CERNご用達の新型航空機はなんとマッハ15で飛ぶということでこの部分は妙に現実感のないSF設定でした。

秘密結社“イルミナティ”のやることはなんともまどろっこしい感じです。反物質でヴァチカンの破壊を示唆するだけでなく、コンクラーベから枢機卿を拉致して見立て殺人をしたりします。この見立て殺人の追及こそが学者である主人公の最大の見せ場でもありますし、のちに明らかになる黒幕の正体からするとある程度の合理性はあると言えます。しかし、数人の枢機卿の命と観光地でもある市街地での反物質の爆発では事態の重さに大きな差があると私は思ってしまいました。

物語のクライマックスで行われるある人物の演説には非常に説得力があり感動さえしました。科学の存在意義に疑問を投げかける演説なのですが、私自身も科学に依存した現代文明が致命的な欠陥を持っていると日頃から思っているので非常に共感しました。

しかし、
黒幕の正体にはなかなか参りました。。。以下ネタバレなので反転文字で
ここまでの違和感をきちんと説明していますが、「あの感動を返せ!」的な。。。うん、エンターテインメントとしては大成功と言えるのでしょう(^^;) ただし、この結末だと序盤から出ている悪役があまりにもピエロです。謎めいた強烈な悪役なのに勿体ない気がしました。
さすがベストセラー作家の描く作品です。スリル満点の展開はなかなかのもので特に後半は(最近では珍しく)一気読みでした。「ダ・ヴィンチ・コード」も読んでみようと思います。

2014年7月の鑑賞メーター

観たビデオの数:1本
観た鑑賞時間:207分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Ka0RNI-AL._SL75_.jpg七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD]
黒澤映画初鑑賞。純粋にエンターテインメントとして楽しめる活劇。(今となっては)オーソドックスな筋書きながら長さを感じさせないのは名作の貫録を感じる。若き日の三船敏郎演じる菊千代のキャラクターは意外なほど明るくハッチャケていて魅力的。百姓と侍の確執のくだりが面白い。七人の侍のうち四人までは個性があるけどあとの3人はちょっと印象が薄いかも。。。 野武士がただの悪役に過ぎないのがちょっと残念。西部劇版の「荒野の七人」も見てみよう。
鑑賞日:07月16日 監督:黒澤明
 
その他、見ている途中のシリーズもの
「内村さまぁ~ず」 「ウルトラマン」 
「スラムダンク」  「蟲師 続章」  「ルパン三世 2nd series」 「紺碧の艦隊」
NHK高校講座 「地学基礎」 「政治・経済」

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