高橋克彦・編_『十の物語』

タイトルどおり怪奇小説10編の短編集です。各作品とも一定の完成度があり楽しめました。
「人間華」:マッドサイエンティストものが最後にファンタジーにオチるのが意外でした。
「魔性の猫」:現代版化け猫。ベタだけど怖い話でした。
「角姫」:ユーモラスな語り口がこの中では異色、怖いというよりは楽しい話でした。
「すてきな三人ぐみ」:偶然手にした古い絵本が子供のころの罪を呼び起こす話。謎に満ちた導入部がツボです。
「月ぞ悪魔」:コンスタンチノープルが舞台。異国情緒が漂います。
     








収録作品
「人間華/山田風太郎」
「魔性の猫/山村正夫」
「角姫/三橋一夫」
「卵/夢野久作」
「兜/岡本綺堂」
「すてきな三にんぐみ/中津文彦」
「月ぞ悪魔/香山滋」
「狐火の湯/都筑道夫」
「赤い鼻緒の下駄/柴田錬三郎」
「ザシキワラシ 一~九/佐々木喜善」
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円城寺忍_『黄金の盾』

グインの愛妾ヴァルーサの意外な出自、グインとの浅からぬ関係が明らかにされる意欲作です。あの人がグインとヴァルーサの共通の知人だったとは。。。
非常に大胆な設定をグインの世界に持ち込んでいます。まったく関係なさげな出来事を見事に関連付ける作者の手腕には脱帽しました。いまさらですが本編の続きもこの人に書いてもらいたかった位です(^^;)
外伝とは言い切れない重要な内容を含んでいますし、物語としてもとても面白いものになっています。グイン・サーガファンなら必読では? 
     

以下ネタバレ感想です(反転文字)。
物語はタイス編とサイロン編に分かれます。
タイス編の剣闘士の物語はこれだけでも外伝として十分な魅力があり、ヴァルーサの養父フロルスとガンダルの友情物語として完結させてしまってもよいくらいです。本編では化け物然とした印象が強かったガンダルが(非常にストイックですが)人間味豊かに描かれています。
「七人の魔道師」以降のヴァルーサの台頭(?)はやや不自然に感じていましたが、サイロン編ではそれに納得のいく答を出しています。グインの子供に対するハラハラ感が私的にはキモでした。

小松左京_『日本沈没』

先日リメイクの映画を見たので原作小説を読んでみました。日本沈没のメカニズムを解説する部分、それに対する政府の対応の描写は重厚です。沈没のメカニズムはもちろん(おそらく)トンデモですし、政府の対応は先の震災の実際を考えると出来すぎの感はありますが。。。 リメイク映画のトンデモ日本沈没阻止作戦は原作には存在さえしませんでした(笑) 筒井康隆氏によるパロディ「日本以外全部沈没」や谷甲州氏と合作の続編は読まなければと思います。
     

2015年2月の鑑賞メーター

観たビデオの数:2本
観た鑑賞時間:430分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130

全40回鑑賞。地学なのに初回が「宇宙のはじまり」と意表を突く。宇宙も広い意味では地学に入るのね~(笑) 第10回以降は地学っぽい内容だけど気象や海流なども含む広めの守備範囲。司会の関口知宏はルックス、しゃべり方などすごくダサくて素敵(笑) アシスタントの垣内彩未ちゃんは元気印でとってもかわいい♡

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51%2B7khngQkL._SL75_.jpgV [ビジター] 〈ファースト・シーズン〉コレクターズ・ボックス [DVD]
GyaO!でファーストシーズン全12話鑑賞。オリジナル(1983年)SFドラマのリメイク(2009年)。リメイクの宿命でVの正体がネタバレ済みなのがちょっと致命的。Vは非人間的という建前の割には感情などが人間臭くてそれっぽさがない。恋愛、親子関係、出世欲など個人的な話も多くてちょいしらける部分も。。。 どっちかというとオリジナルを見たかった(^^;)
鑑賞日:02月13日 監督:

その他、見ている途中のシリーズもの
「内村さまぁ~ず」 「ウルトラQ」
「寄生獣 セイの格率」

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