集英社文庫編集部・編_『短編復活』

「小説すばる掲載の短編小説郡からよりすぐりの秀作16編」ということで執筆陣が超豪華です。綾辻行人「特別料理」は「眼球奇譚」で既読ですが、やはりインパクトが強烈で本当に嫌な(ホメコトバ)作品です。清水義範「苦労判官大変記」は弁慶と義経の真実(?)に迫ります。義経(?)のキャラクターがいい感じです。坂東真砂子「盛夏の毒」は男女間の嫌な話で、この手の話では作者の右に出るものはいません。東野圭吾「超たぬき理論」はオチの脱力感がなかなか激しい秀作です(笑) 
     
集英社文庫編集部・編

・収録作品
回想電車(赤川次郎)
角筈にて(浅田次郎)
特別料理(綾辻行人)
蛍ぶくろ(伊集院静)
岩(北方謙三)
猫舐祭(椎名誠)
38階の黄泉の国(篠田節子)
プレーオフ(志水辰夫)
苦労判官大変記(清水義範)
梅試合(高橋克彦)
盛夏の毒(坂東真砂子)
超たぬき理論(東野圭吾)
さよなら、キリハラさん(宮部みゆき)
キャンパスの掟(群ようこ)
いるか療法―突発性難聴(山本文緒)
青の使者(唯川恵)
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夢枕獏_『神々の山嶺』

「大江戸恐龍伝」がと~っても面白かったので他の作品を、という事で読みました。大ボラ話の大江戸~とは異なるいたって真面目な、しかし壮絶な話でした。高峰への登山は私には未知の世界でその描写だけで圧倒されます。マロリーの初登頂の証拠フィルムを追うミステリータッチの前半、その出所のかつての名クライマー羽生丈二の単独登頂を追う後半、と大きく分かれますがどちらも読みごたえがあります。「苦しくても目標のある人生っていいなぁ~」など柄にもなく思ってしまいました。まわりの人間は大変ですが(笑)
     

2015年7月の鑑賞メーター

観たビデオの数:3本
観た鑑賞時間:278分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130


特選「刑事コロンボ」完全版~偶像のレクイエム~【日本語吹替版】 [VHS]

『過去の横領をネタに恐喝された女優が脅迫者を殺そうとするが誤ってその恋人を殺してしまう』 例によって犯人は最初からわかっているのだが今回は真の動機がはっきりわからないパターン。ところどころにヒントがちりばめられて(ボケッと見ていても)真実が垣間見えて来る。「あっ、わかった!」と視聴者に思わせるバランスが絶妙でなかなか楽しめた。撮影所が主な舞台でちょっとした小ネタが笑いを誘う。
鑑賞日:07月07日 監督:

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51t9cCzp5VL._SL75_.jpg時をかける少女 通常版 [DVD]
原田知世の映画は見た。原作小説(たぶん)未読、仲里依紗の実写映画は未見。くだらないことにタイムリープ能力を使う主人公がバカで好き(笑) とは言え人並みに繊細な部分もあったりして青春ものしている。短いスパンで繰り返されるタイムリープ描写はスピーディーでスリリング、時間SFとしても割とちゃんとしている。尾道ありきの原田版、明るいトーンの本作と同じ原作なのに作り分けられているのが面白い。小説や仲版も確認しよう。
鑑賞日:07月21日 監督:細田守

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51u7q7LUJWL._SL75_.jpgグレムリン 特別版 [DVD]
恒例(?)の有名作初見。主人公のビリーがいい大人なのがちょっと意外、子供ならともかくそんなに喜ぶプレゼントか? 変態後のグレムリンは意外とかわいくて邪悪感はあまりなく、いたずら好きのたちの悪い酔っ払いといったレベル。はっきりわかる死者は出てないし… 対して、ビリーの母親が立て続けに何匹も殺したり、ビリーが映画館で大量虐殺したり、人間の方がはるかに残虐に思えた。事件の元凶でもあるビリーの父親が事件にほとんど関わらずマイペースで仕事をしているのが笑えた。
鑑賞日:07月22日 監督:ジョー・ダンテ

その他、見ている途中のシリーズもの
「内村さまぁ~ず」 「帰ってきたウルトラマン」 「赤ずきんチャチャ」
「あたしンち」 「プラネテス」

鑑賞メーター

F・ウェイツキン _『ボビー・フィッシャーを探して』

映画化されたチェスの天才少年ジョシュア君の父親が描く親バカ(笑)ノンフィクションです。私はチェスは駒の動かし方くらいしか知らないので、引き分けが多いとか、ブリッツという早指しがあるとか、ソ連では国家的事業だとか、アメリカでは一流でも食えないとか、伝説的なボビー・フィッシャ―は日本とゆかりがあるとか、色々意外なことを知りました。ノンフィクションなので親子には特別劇的なことは起きません。才能で身を滅ぼすという実例も多く、ジョシュア君が別の道に進んだのには残念なようなホッとしたような微妙な気持ちです。
     
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