M・R・ケアリー_『パンドラの少女』

『人がゾンビ化する奇病で文明が崩壊した近未来のイギリス。子供を集め教育、研究する施設に突発事態が起きる。訳ありの10歳の少女メラニー、女教師、女科学者、軍曹、兵士の5人は逃避行の末に…』
利害の一致しない登場人物が危機的状況でサバイバルする様は実にスリリングです。主人公のメラニーは存在自体や女教師への執着などかなり不穏ですが、その健気さや行動力は魅力的です。そして(意外にも)冷血な女科学者が見せるプロ根性に好感を持ちました。継承者を間違えたようですが… 奇病の原因となる冬虫夏草をモチーフにしたキノコは実在しそうで面白いです。現実の冬虫夏草の生態を詳しく知りたくなりました。
 
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筒井康隆_『パプリカ』

『精神医学研究所に勤務する千葉敦子は同僚の時田浩作と共にノーベル賞を期待される精神病医である。ある日敦子は理事長の島からある人物の治療を依頼される。』
敦子がパプリカと名乗って患者の夢に入り込んで治療するのですが、そこに副理事長の陰謀や治療機器の副作用が絡んできます。精神医学SF風に始まる話は終盤なかなかのトンデモになっていきます。悪夢の内容が現実に出現するっていうのは場合によってはかなり恐ろしいです… 今敏監督によるアニメ映画も評判が良いので機会があったら見てみたいです。
     

2016年7月の鑑賞メーター

観たビデオの数:4本
観た鑑賞時間:688分
びぎRの鑑賞メーター⇒http://video.akahoshitakuya.com/u/30130

http://ecx.images-amazon.com/images/I/21osRPQOmwL._SL75_.jpgShall we ダンス? [DVD]
全体的な雰囲気は「大人のスポ根」。スポ根と言うほどは激しくないけど(笑) 役所広司(杉山=普通のサラリーマン)が徐々に社交ダンスにのめりこんでいく様子が微笑ましい。ヒロインの草刈民代(舞先生)よりも渡辺えり(豊子さん)や草村礼子(たま子先生)の方が存在感がある。竹中直人(青木)は安定のコミックリリーフぶり。周防正行作品は安心して見られて楽しい。
鑑賞日:07月12日 監督:周防正行

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51j2wBaAiCL._SL75_.jpg新あたしンち DVD-BOX vol.1
GyaO!で全26話鑑賞。安定した面白さ、一部現代風にリファインされている。ちょっと目についたのは「母父」「みかん岩木くん」「ユズピ川島さん」のラブコメ(?)要素、と言ってもそれほどくどくはないので気になるほどではない。こんどこそ原作を読もう(^^;)
鑑賞日:07月17日 監督:小倉宏文

http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Y8EVy5ceL._SL75_.jpgゴジラ(1984年度作品) 【60周年記念版】 [DVD]
製作は昭和だけど続く平成ゴジラの第一弾。初期のゴジラの昭和っぽさに進歩した特撮が合わさった感じ。自衛隊の陸上部隊を放射熱線一発で沈黙させる場面、スーパーXとの対決、は迫力十分。ただし、売りのサイボットゴジラはロボットっぽさが目に付くし、突っ立ったりゆらゆら歩く場面はやや不自然。俳優陣では沢口康子は初々しい、宅麻伸は誰だかわからなかった。対応にあたる閣僚は重厚な配役でいい味出している。ソ連の描写は時代(冷戦中)を感じる。初代ほどではないけどなかなか面白かった。
鑑賞日:07月27日 監督:橋本幸治

http://ecx.images-amazon.com/images/I/61HplP6QUYL._SL75_.jpg舞妓Haaaan!!! [DVD]
クドカンの脚本に阿部サダヲの怪演というタッグの爆笑コメディ。一見さんの壁は意外とあっさり突破するが、その後の堤真一との対決がぶっ飛んでいる。どこに飛んでいくのかと思ったが意外とまともな感じに戻ってきたのが残念と言えば残念(笑) 駒子ちゃん(小出早織)がカワイイ♡ 柴咲コウはなんか存在感が薄い。
鑑賞日:07月29日 監督:水田伸生

その他、見ている途中のシリーズもの
「ウルトラマンA」 
「まんが日本昔話」  「タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~
「NHK高校講座 物理基礎」

奥田英朗_『空中ブランコ』

伊良部シリーズ2作目の短編集、1作目は未読です。天衣無縫の変人精神科医・伊良部が様々な患者の悩みをなんとなく解決していきます。患者は、サーカス団員、ヤクザ、医者、プロ野球選手、作家と様々ですが、それぞれの職業の悩みが語られていくところが興味深く感じました。意味不明に思える伊良部の行動でその悩みが解決していくのが最大の謎なのですが、実は深い思慮があるのかもしれません(笑) 思ったより明るく楽しい話でした。1作目も読まなければ(^^;)
     

東城幸治_『カカトアルキのなぞ』

しょこたんのラジオ番組(15:30)で知って読んでみました。88年ぶりに発見された新しい「目」の昆虫カカトアルキを写真と絵で紹介しています。「目」とはバッタとかチョウとかハチとかに相当する大きな分類です。カカトアルキは鎌のないカマキリのような肉食の昆虫でアフリカ南部などに生息しています。その名の通り脚の先端をあげて踵だけで歩きます。他の昆虫にはない特徴が色々あるようですが私は「他の昆虫」について詳しくはないのでその辺は「ふ~ん」って感じでした(^^;) 
    
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